マツダエンジニアの夢「ロータリー搭載スポーツカー」
その夢は「電動化展開完了後」に可能性があるとマツダは述べています。
情報元:Rotary sports car “a dream”, says Mazda powertrain boss | Autocar
情報元は「Autocar」です。
こちらでは、ベルギーで発表された「MX-30 R-EV」のついての記事が掲載されており、その中でマツダのパワートレイン開発部門の野口氏とMX-30開発主査の上藤氏が以下の回答をしていました。
“Rotary is our symbol,” said Yoshiaki Noguchi, assistant manager of Mazda’s powertrain development division. “It’s a dream of engineers at Mazda to have a sports car with rotary. Now is not the time for that.
“When the company situation is a lot better [in regards to completing its roll-out of electrified models], we can think about that dream another time.”
Wakako Uefuji, Mazda program manager, product division, added: “We need to keep the electrification of models for this era. This is the first thing we do but maybe in the future.”
[機械訳]
「ロータリーはマツダのシンボルです」と、マツダのパワートレイン開発部・野口義明課長補佐は言う。ロータリーを搭載したスポーツカーは、マツダのエンジニアの夢なんです」。今はその時期ではない。「電動化モデルの展開が完了し、会社の状況がもっとよくなれば、その夢はまた別の機会に考えることができるでしょう」。
また、マツダ商品本部プログラムマネージャーの上藤和歌子は、「この時代のために、モデルの電動化を進めておく必要があります。これは最初にやることですが、将来的にはそうなるかもしれません。”
引用元:Rotary sports car “a dream”, says Mazda powertrain boss | Autocar
ロータリー搭載のスポーツカーは「マツダエンジニアの夢」としながら、まだその時期ではないことを示唆しています。ただお二方は「電動化モデルの展開が完了し、会社の状況が良くなれば」ということを付け加えていました。
となると、本格的にロータリー搭載スポーツカーが登場するのは2025年から2030年以降ということになるのかもしれません。
まだまだ先のことになりそうですねぇ。
ただマツダは開発を水面下で続けているようですし、それまでにマツダが「ラージ群」で大成功していることを祈りましょう。