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初代マツダコネクトは「そもそも近いうちに消える運命は決定事項だったのではないか」という話

マツダ全般
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マツダのインフォメントシステム「マツダコネクト」

初代マツダコネクトはなんにせよ、近いうちに消える運命というのは決定事項だったのではないかという話です。

情報元:4-3.サイバーセキュリティ及びプログラム等改変システムに係る基準(UN-R155 及び UN-R156) 

情報元は「国土交通省」です。
こちらでは、国連のサイバーセキュリティに関する国際基準「UN-R155 及び UN-R156」の説明が掲載されています。この基準は欧州や日本などで適用されるらしく、自動運転車両以外の車両に対しても対応が迫られているそうです。

適用時期(予定)
○無線によるソフトウェアアップデートに対応している車両
新型:令和4年7月1日
継続:令和6年7月1日
○無線によるソフトウェアアップデートに対応していない車両
新型:令和6年1月1日
継続:令和8年5月1日

私はこの「UN-R155 及び UN-R156」についてはあまりよくわかっていませんが、車両に搭載されている電装系のサイバーセキュリティを強化しなければいけないという基準のようです。

どうやら、無線によるソフトウェアアップデートに対応していない車両でも「令和8年(2026年)」までには「UN-R155 及び UN-R156」に対応していなければいけないみたいですね。

と考えると、初代マツダコネクトがサイバーセキュリティ対策ができているとは正直思えません(マツコネハックなど色々ありましたね)今後、継続して初代マツダコネクトをこの基準に対応していくというのは難しい話ですし、今は新世代マツダコネクトが存在しています。なので、だいぶ前から初代マツダコネクトの運命は既に決まっていたみたいです。

どおりでマツダは最近になって「新世代マツダコネクトのサイバーセキュリティ向上」を推し進めていたんですねぇ。少し腑に落ちました。それとロードスターやMAZDA2、CX-3が新世代マツダコネクトに対応したということはしばらくは現行モデル継続が濃厚となりました。

マツダは2025年頃に「OTA」に対応する予定なのもこれが理由なのでしょうか?
マツダが「自動車制御を含むOTA配信」を2025年に導入することを目指しているそうです

それと、気になるのは唯一初代マツダコネクトを搭載している「MAZDA6」です。2026年まで猶予がありますけど、それまでに現行モデルに新世代マツダコネクトを搭載するのか、それともモデルチェンジするのか、廃止するのか。

私はこの「UN-R155 及び UN-R156」についてまだちょっと理解できていないので、もう少し勉強してみたいと思います。