スポンサーリンク

「ダイハツ TAFT」を購入しました(やっと納車された編)

タフト
スポンサーリンク
- -- ---

ダイハツの軽自動車「タフト」

ついに車両を受け取ることができました。

前回:「ダイハツ TAFT」を購入しました(納車待ち編)

夏頃、私は軽自動車を注文しました。
納期は3ヶ月ということで、気長に待っていました。3ヶ月くらいは余裕で待てると思っていましたが、かなり長く感じました。ダイハツの不祥事も相まって結構不安がありましたしねぇ。

そんなこんなで無事納車されました。
ただ、納車日は体調が悪くて素直に喜べず。必要な説明を受けてすぐに帰宅してからしばらく寝込んでいました。その後も運転する機会がなく、しばらく放置するという最悪のタイミングでした。

やっとクルマを撮影しようと思って遠方お出かけした際には「雨」という、ここ最近は非常に運が悪いのが悲しい。

そんな私情は置いておいて、実際に納車された車両がこちら。

外装

外板色は「フォレストカーキメタリック」です。
購入時に外板色を非常に迷いました。本当は「ブライトシルバ―メタリック」が第一希望だったんですが、2022年の商品改良で廃止されてしまいました。次の候補として「フォレストカーキメタリック」と「クロムグレーメタリック」で最後まで悩みましたが、ジムニーで欲しかった「ジャングルグリーン」と似ているので、最終的に「フォレストカーキメタリック」に決めました。

フォレストカーキメタリック、いい色ですよね。
ぱっと見はソリッドカラーなんですけど、意外にもメタリックなのが面白い。軽自動車のナンバープレートとのカラー相性がいいのも決め手のひとつです。ミリタリーっぽいのもたまらない。

全体的なデザインは「スクウェア」で個人的にとても好みです。決して高級感があるわけではありませんが、この無骨さがとても良い感じなんですよねぇ。正直、鉄チンホイールの方が似合っているくらい、ワイルドなカッコよさが気に入っています。

この無骨なスタイルを強調しているのが「ヘッドライト」です。

四角い形状でちょっとレトロ感がありますよね。
それでも「LED」となっており、見た目にそぐわない最先端な装備になっているのが特徴的です。

リアコンビランプも四角いのが好き。

ただ、ウインカーやバックランプなどは「電球」となっており、コスト削減する部分は徹底的にやっていました。

何よりも「洗練されていない」感じが良い。
所有していても疲れないという点が購入する決め手のひとつでした。ワイルドで気軽に使用できる優しいデザインは私的にはドンピシャです。

内装

内装は「オレンジ」の挿し色がとてもお洒落。

このクルマを購入する決め手のひとつでもあります。
今まで黒一色ばかり選んできましたので、今回はなるべく明るい色が室内に欲しいなと思いました。ただ白色内装だと汚れが気になりますので、こんな感じで挿し色程度がちょうどいい。

センターパネル周辺は充実の装備となっています。

オートエアコン、シートヒーター、HDMI、USB差込口、アクセサリソケットなど、必要十分な快適装備が揃っています。個人的にお気に入りなのはハザードランプが目立つデザインで押しやすいのが気に入っています。それとエアコン風吹き出し口も大きくて操作しやすいのもGOOD。

嬉しい点は「ピアノブラック」がないところ。
指紋が目立たないので気楽。

個人的に驚いたのが「エアコンの効き」です。
アクセラではエアコンの効きが悪いなと思っていましたが、今回のタフトは滅茶苦茶エアコンの効きが良くて感動しています。軽自動車が快適な理由がわかる気がします。ただ、マツダのエアコンって効きが悪いだけなのかもしれませんけど。

さらに、軽自動車で流行りの「電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド」も装備されています。

この機能はレンタカーなどで体験してきましたが、自家用車では初めてです。慣れるまでは違和感ありまくりですけど、慣れてしまうと逆に手放すことが出来なくなるほどに便利なんですよね。タフトの良いところは「Pレンジで自動パーキングブレーキ」「エンジンOFFをしてもオートブレーキホールド機能がONのまま」などの痒いところに手が届く仕様になってます。これも地味に気に入っているんですよね。

センターコンソールの物置場は「iPhone 15 Pro」がジャストフィットします。

ジャストフィットで嬉しかったんですけど、ジャストフィットしすぎて逆に取り出しづらいのがちょっと改善したいところです。何か良い策はないものか。

次に「バックミラー」です。

軽自動車では「防眩機能」がないそうです。
なので、ミラー下側にあるレバーなどは存在せず、夜間走行時はちょっと心配です。それとこのミラー、私が見るとたまにピントが合わないことがあります。この原因がよくわかりませんが、粗悪な鏡のような綺麗に反射していない感じなんですよね。ちょっとミラーを変えてみたい。

7インチスタンダードナビ

ナビは「7インチスタンダードナビ」です。

ダイハツ純正ナビでかなり高価。
機能的にもそこまで優れているわけではありませんが、携帯電話とナビ機能はできるだけ分離したかったので今回は選択しました。ただ、意外と気に入った部分としては「ナビ案内時、TFT液晶マルチインフォメーションディスプレイにターンバイターン案内が表示される」ことです。これが思いの外便利で純正ナビを選んでよかったと思っています。

ただ、普段はほとんどナビを使いません。
音楽やラジオを聴いたりするくらいですので、そう考えるとちょっとコスパ的にはあまりよくないなと思いました。ナビは携帯で充分という方は「ディスプレイオーディオ」で充分ですよね。

スピードメーター

次に「スピードメーター」です。

私が購入したグレードでは「複眼メーター&TFT液晶マルチインフォメーションディスプレイ」の組み合わせとなっています。オレンジの挿し色が鮮やかでとても気に入っています。

中央にあるTFT液晶には様々な情報が表示され、全車速クルコン作動時にもこちらに情報が表示されたりするのがとても便利。地味に便利なのが「時計」ですよね。こちらは車載器で自動的に時刻を設定してくれているので時刻が正確。

全車速クルコンやレーンキープアシストに関しては別記事でご紹介します。

燃費に関しては、納車時に「9km/L」
今は「12.5km/L」となっていますが、まだ色々と弄ったりしている最中なのでかなり低い数値となっています。カタログ燃費はこんなものじゃないので、遠方に行った時が楽しみ。

それと、今回嬉しかったのが「納車時の走行距離が一桁だった」ことです。アクセラの時は80kmという走行距離でずっと気になっていました。今回の車両は正真正銘の「工場から直送」されているので感動。

スカイフィールトップ

最後に「スカイフィールトップ」です。

タフト最大の特徴ですね。
軽自動車では珍しいサンルーフが標準装備されており、どのグレードを選択しても「スカイフィールトップ」が装備されているのは凄いですねぇ。しかも、他のサンルーフとは設置場所が若干異なっており、よりフロントガラス寄りに設置されています。なので、運転席と助手席の方がよりスカイフィールトップを楽しむことができるのが特徴的なんですよねぇ。

走行性能についての感想

軽自動車のノンターボモデルです。
一般道を走行した感想としては「必要十分」であり、信号待ちから加速も特に不満はありません。加速時には低音のエンジン音が鳴り響きますが、不快な音ではなく、私としては「クルマ運転しているぜ」という気持ちを掻き立ててくれるのが気に入っています。室内から聴こえるエンジン音も安っぽくないのが嬉しい。

速度が一定になればエンジン音も静かで快適。
ロードノイズは一定量ありますが、そこは軽自動車ですので求めてしまうのは酷だと思います。そういってもかなり遮音はされていると思いますので、これ以上を求めるなら高級車を購入した方が良いと思います。

高速道路でも走行してみました。
合流時の加速もアクセルを少し深めに踏むだけで充分な加速を得ることができます。アクセル全開ということもなく、思った以上に素の状態でもパワーがある印象でした。PAなどの低速域から短い加速区間での合流に関しては「PWRスイッチ」を押して一気に加速すれば問題ありません。

合流してしまえば、高速域でも優雅に走ります。
気持ち的にはコンパクト普通車と同じでフラフラすることなく、アクセルも適切な開度で疲れるということはありませんでした。それと「全車速クルーズコントロール」と「レーンキープアシスト」が快適で最高でした。こちらに関しては別記事で書きます。

気になるところ

気になる部分は「段差を乗り越える時の衝撃」と「信号が近いと見えない」ところです。

段差を乗り越える際に結構衝撃が来ます。
それと小さな段差でも車体が揺れますので、車体の揺れが気になる方は不快に思うかもしれません。リアの突き上げ?というやつでしょうか、後ろからガツンときます。

よく言えば「路面状況がわかりやすい」んですが、舗装された道路ではあまり意味がないのかもしれません。タイヤの空気圧なども影響しているかもしれませんので、後日色々と検証してみたいと思います。

次に「信号が近いと見えない」ところです。
車両の構造上、フロントガラスがほぼ垂直に立っています。その影響で信号機が近いとルーフで隠れて見辛くなることがあったりします。スカイフィールトップで見える時もあるんですけど、大体の場合は、スカイフィールトップとフロントガラスの間で隠れてしまうので、首を曲げて確認しないといけません。

ただ、この欠点はタフトだからというわけではなく、同じ箱型車両に共通する問題だと思います。昔スズキのハスラーに乗った時も同じことを感じましたし。なので、タフトだけの欠点ではありません。

統括

今回の走行で分かったのは「軽自動車とは思えない走り」でした。
私の軽自動車の印象は「一昔前のエンジンが唸り続ける非力なクルマ」でしたが、完全に覆りました。ノンターボでも全く問題はなく、コンパクトカーと同じくらいの走行性、さらに室内空間が広く、豪華装備となっているので、軽自動車が人気なのも頷けます。

思った以上に軽自動車が進化していました。
これは色々なところに行くのが楽しくなりそうですねぇ。