マツダの中国市場に、他国とは少し異なります。
今回はそんな中国市場についてです。
情報元:“帮您看车”多家4S店 同售长安马自达与一汽马自达_价格监测-网上车市
情報元は「网上车市」です。
中国でのマツダ車の生産・販売は「長安マツダ」と「一汽マツダ」の2社が存在しています。基本的には別々に販売などを行っているんですが、少し特殊な事例あるようです。
こちらに書かれている内容は、以下の通り。
- 一部販売店では「長安マツダ」と「一汽マツダ」の両方を販売している
- 2019年上半期に販売統合が行われるという噂があったが否定された
- この現象は「販売会社」が主導
- 販売会社が「長安マツダ」と「一汽マツダ」の両方の店舗を持っているため実現可能
日本では全車種販売されていますが、中国は少し特殊ですねぇ。
ちなみに、各会社の販売モデルは以下の通り。
▼長安マツダ
AXELA、MAZDA3、CX-5、CX-8、(CX-30、電気自動車)
▼一汽マツダ
MAZDA6、CX-4、MX-5
種類では長安マツダの方が豊富です。
一汽マツダは高級志向なモデルが生産されています。
これらモデルをひとつのお店で販売できるようになると顧客は選択肢が増えますし、何より店側もコスト削減が可能になるので利点が多そうです。
今後、長安マツダでは「CX-30」や「中国市場専用電気自動車」などが生産される予定であり、ますますモデルラインナップの差が開いていくと思われます。中国での販売も、いつの日か変わっていくのかも知れませんねぇ。