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新幹線で「MAZDA EZ-6」と「CX-80」を見学しに行ってきました(前編)

マツダ全般
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久々にマツダ広島本社へ行きたくなりました。

今回は「新幹線」で行ってみることに。

※この記事は「前編」「中編」「後編」の3部作となっています

2024年10月末までマツダ広島本社で「MAZDA EZ-6」が展示されていることを以前から知っていました。ただ、ここ最近は忙しかったり、体調を崩しがちで見学に行けずじまいでした。

それと、最近マツダに関してちょっと興味が薄れてきてしまっていました。その理由は色々あるんですけど、何よりマツダ車をじっくり見学できる機会がないというのが大きいと思います。私の周りでは本当に触れる機会さえないんですよね。

EZ-6も今回の展示の機会を逃せば、いつ実車を見れる機会があるのかもわかりません。なんとか10月が終わるギリギリで予定を組むことが出来たので行ってみることに。

ただ、今回は「新幹線」で行くことにしました。
いつもは「飛行機」で行っているんですけど、本当に久しぶりに新幹線で広島に行ってみます。

新幹線で行く理由

かなり前、友人と新幹線で広島に行ったことがありました。その時にかなり長時間新幹線に乗っていたことがけっこう辛い思い出となっていました。何時間も同じ場所に座っているのって辛いんですよね。

それ以来、私は飛行機で広島に行くようになりました。
飛行機自体乗るが好きですし、広島空港の雰囲気も好き、空港内にはマツダ車が展示されていますし、飛行機なら「電車→飛行機→バス」と1時間ごとに違う乗物というのが私には合っていると思いました。

ただ、飛行機はとても高額。
早期予約割引を利用すればそれなりに安くなるんですけど、予めスケジュールを組んでいないとなかなか予約も難しいですよねぇ。

今回の旅は急遽決まったこと。
なので、新幹線の「3日前割引」を利用しました。
スマートEXで予約時に利用できるサービスで結構値引きしてくれるんです。この割引で往復予約しておけば、かなり安く広島へ行くことが出来ます。

それと今回は「グリーン車」で行きました。
ちょっと贅沢ですけど、片道3時間くらい乗りますので、せめてグリーン車で行きたかったし、やってみたかった。

いざ、新幹線で「広島」へ

早朝、新横浜から新幹線に乗車しました。
私が乗車した車両は最新?の「N700S」となっており、内装がかなり綺麗&設備が豪華となっていました。早朝の列車ということもあり、かなり空席も目立っていました。私の隣の席は空席で快適な旅ができそう。

N700Sのグリーン車に装備されているシートは、リクライニングする際に背もたれと一緒にシートが下へさがっていくんですね。そのおかげでより快適に過ごすことが出来ました。最近の新幹線ってすごい。

新大阪まではそれなりに人が乗っていました。
しかし、新大阪を過ぎるとほとんど人が乗っていない状況でした。しかも、ここからはJR西日本の管轄になったからなのか、グリーン車に乗車した時にもらえるおしぼりをまたもらえるんですね。

車内ではお仕事したり、眠ったりしていたらあっという間に「広島」に到着しました。

本当はマツダスタジアムの「ようこそ、きらめく広島」看板を見たかったんですけど、私の座席は反対側だったので見れませんでした。帰りにリベンジしてみたいと思います。

広島駅に「ロードスター」が展示中

この旅は時間がありません。
帰りの新幹線の時間は決まっている関係上、広島に滞在できるのは数時間なんです。なので、急いでマツダ広島本社に向かいます。

ただ、どうしても見たかったものがありました。
それがコンコースに展示中の「ロードスター」です。

2024年商品改良ロードスターが展示されていました。
白×タンの組み合わせは良い感じですねぇ。このロードスター、かなり人気で外国人の方々が写真撮影したりしていました。

マツダ広島本社で「MAZDA EZ-6」を見学

さて、JR広島駅から向洋駅へ向かいます。
新幹線だと乗換えが楽なので便利ですねぇ。今までは空港から高速バスに乗って移動していましたから。

さて、さっそく「マツダ広島本社」に到着しました。
平日ということもあって、1Fロビーの展示スペースは空いていました。受付の方に見学&撮影して良いかを確認していざ見学へ。

私が行った時点で展示されていた車両は以下の通り。

  • MAZDA EZ-6
  • ROADSTER RF
  • ROADSTER(子供用)
  • MAZDA CX-5
  • MAZDA CX-80
  • ベリーサ

展示車がかなり豊富で嬉しい。
しかも、タリーズがハリーポッターコラボを開催している関係で、ロビーにハリーポッターのBGMが流れているというちょっと面白い空間となっていました。

さっそく「EZ-6」をじっくり見てみます。

中国の長安汽車と共同開発した「新エネルギー車」
日本や世界では絶滅寸前のセダンとなっており、中国市場が如何に特殊なのかがよくわかりますよね。

ベースは長安汽車の車両(SL03というモデル)となっていますが、デザインはマツダが担当しているだけあって魂動デザインを感じることが出来ました。むしろ、2019年に登場したMAZDA3の時のようなドキドキワクワクを感じるデザインとなっていますね。

最も特徴的なのが「ライトニングシグネチャーウイング」です。

現行マツダ車の特徴である「シグネチャーウイング」の新たな形となっています。これはマツダの次世代車両(第8世代)の先どりではないかという可能性はありますけど、実際のところどうなんでしょうかねぇ?

フロントグリルは、EVモデルの場合には穴が開いておらず、シグネチャーウイングも発光してその形状がはっきりわかるようになっているので、私は「かなり平面なのかな?」とイメージとしていましたが、けっこう立体的な形状になっていました。

下方向に下がるボンネットからフロントグリルは車体方面へ反っています。この形状のおかげでかなりエキゾチックなデザインでかなりかっこいい。ヘッドライトの細さも相まって次世代モデルに相応しいデザインですよねぇ。

外板色の「メルティングカッパー」も非常に美しい。
今までマツダに無かった色合いですので、ラージ群などに相応しい上質さをかなり感じることが出来ました。

また、リア→サイドのデザインもマツダらしさがありました。

この流れるようなデザイン、ドア部分も凹凸が綺麗に表現されており、MAZDA3の登場時に感じた美しさを思い出します。ベースとなった長安汽車のSL03と見比べても、同じ車両とは思えないデザインの違いがあるんですよね。

ルーフ部分は「ブラック」になっています。

これはパノラマサンルーフがあるからこうなっているみたいです。EVモデルのパノラマサンルーフは前部座席と後部座席の間に区切りが無く、大きなガラス一枚で非常に開放感あるサンルーフなんですよね。一度乗ってみたい。

リアのテールランプもかなりかっこいい。

最近流行りの「横一文字デザイン」となっており、さらに4つの半円が並んでいるのがマツダらしさを表現していますね。それと個人的にすごいなと思ったのが、電動ウイングした部分にあるライトが上方向にも発光していることです。

リアランプとしては珍しいですよね。
ここのデザインもかなり凝っており、マツダのコダワリを感じます。EZ-6のライト類は「発光パターン」も非常に面白いのが特徴ですので、全パータンをみてみたい。

そして、個人的最大の興奮ポイント「MAZDA」文字エンブレムです。

ついにマツダエンブレムが「MAZDA」という文字になりました。
マツダが新世代フォント「MAZDA Type」を公開してから、ずっとこうなってほしいなと思っていたのでこれは嬉しい。今までのリアエンブレムが楕円形でかなり大きかったんですけど、これなら控えめかつ上質感を演出できるので素敵。

それと、サイドにも「MAZDA」があるんですよね。

かなり小さいながらにコダワリを感じます。
EZ-6の車内空間の至るところにも「MAZDA」があるのが面白いですよね。

展示車両には乗り込むことができませんが、外から少しだけ車内を見ることが出来ました。

14.6インチセンターディスプレイがとても存在感があります。
タンカラーの内装もかなりお洒落で特徴的なシートにも「MAZDA」という印字がありました。

そういえば、EZ-6の開錠&施錠はサイドミラーなんですよね。

カードキーをサイドミラーにかざすと自動的にドアが開錠され、乗り込んでブレーキを踏むことでモーターが始動するという面白い仕組みとなっています。今後の電動化車両の多くはこういった仕組みになっていくんですかねぇ。個人的には発進までの行程が減るので嬉しい。

EZ-6の見学を終えての感想

ギリギリ見ることができて満足。
出来れば車内の乗り込んでみたかったんですけど、今回はできませんでした。今後、何らかの機会でEZ-6の車内に乗り込む&試乗することが出来たらいいですねぇ。

それにしても、MAZDA EZ-6には「マツダが好きになった頃の感情」を思い出させてもらいました。ここ最近のラージ商品群などでは全く感じなかったあの「ワクワク感」をEZ-6には感じることが出来ます。デザイン的にも機能的にも。

これをマツダ単独で開発できなかったのはちょっと悲しい。
ラージ群の開発遅れ、品質問題など、マツダの車両開発環境がかなり心配な状況となっています。果たして、今後「EZ-6」を超える興奮を味わえることが出来るのかに注目しています(マツダ製ハイブリッドシステムの開発が遅れないことを切に願っています)

EZ-6を見学したMAZDA3の頃のワクワクを再び味わうことが出来て良かった。

後編は「CX-80」や「その他車両」の見学

以上です。
他の車両については「後編」で書いていきたいと思います。
新幹線で「MAZDA EZ-6」と「CX-80」を見学しに行ってきました(中編)

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