マツダの欧州向け新世代EVセダン「MAZDA6e」
MX-30 EVが廃止される理由についての考察です。
前回:欧州では「MX-30 EVは廃止され、R-EVのみを販売する」&「CX-5の形状とサイズを備えた電気SUVが来年登場する」
以前、欧州でMX-30EVが廃止される(R-EVは存続)という話を知りました。現在、ドイツなどでコンフィグレータを見てみると以下のような表示になります。
これを聴いた時は「単なる不人気」なのかなと思っていましたが、直近で「MAZDA6e」が欧州で正式発表されました。
意外だったのが「MAZDA6eはBEVモデルのみ」となっていること。中国では「REEV(レンジエクステンダーEV)」モデルもあったんですけど、BEVのみというラインナップでした。
もしかすると、MX-30 EVの廃止理由は「MAZDA6eが登場したから」なのかもしれません。MAZDA6eは航続距離がMX-30 EVよりも長く、さらに後部座席のドアもちゃんとしたものがあり、先進安全機能も豊富となっています。唯一の欠点は「MAZDA6eはSUVではない」なのかもしれません。
MAZDA6eが登場することで「MX-30 EV」の魅力が少なくなってしまいます。そう考えると廃止されるのも自然な流れかもしれません。それにMX-30は「R-EV」のみとなったことで、より「MX」の名前に相応しい存在になりそうです。
MAZDA6eは「欧州のBEVの柱」となりそうですねぇ。