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2020年諏訪ドライブに使用した「MAZDA ROADSTER RF」について

マツダ全般
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毎年恒例の「諏訪大社参拝」

今回使用した車両「MAZDA ROADSTER RF」についてです。

本編はこちら
2020年はロードスターRFで行く!諏訪日帰りドライブ

本編で活躍した「ロードスターRF」についての記録を残しておきたいと思います。

今回使用した車両

▼車両名
MAZDA ROADSTER RF

▼型式
DBA-NDERC

▼グレード
S

▼ボディカラー
スノーフレイクホワイトパールマイカ

▼レンタカー会社
タイムズレンタカー

今回お借りしたのは、白色なロードスターRFです。
レンタカーでRFが借りることができるのはすごいですよねぇ。

ちなみにこの車両の登録初年度は平成28年だそうです。
なので、恐らくですが初期型のRFだと思われます。

それでは色々とみていきたいと思います。

外装

美しい、その一言です。
スノーフレイクも良い色ですねぇ。

ロードスターのデザインと融合し、艶めかしさが向上しています。
とてもよく似合っていますねぇ。
それにしても、ロードスターって本当に官能的なデザイン。

いつ見ても、何度見ても、そう思います。
なんなんですかね、このデザイン。
この本能に呼び掛けてくる感覚、いつも考えさせられてしまいます。

次に、「RF」最大の特徴である「パワーリトラクタブルハードトップ」です。

フロントガラスの部分もボディカラーと同色になっており、ルーフとリア部分までの一体感が完ぺきなので、オープンカーとは思えないデザインですよね。

この部分があるだけで、ソフトトップモデルとは全く違うデザインに見えますよねぇ。これを考えたデザイナーの方は天才です。

そして、開閉時のメカメカがこういった構造が好きな人にはたまらない仕様となっています。

ボタン一つで開閉できるのは便利です。
そして、動作中もワクワクできるのがたまりません。

ルーフを開放すると、こんな感じ。

ソフトトップとは異なり、後部が遮られているので圧迫感があるように思えますが、実際に乗ってみるとほとんど気になりません。運転中に後方確認する際では少しだけ気になりますが、全く見えないということもありませんでした。

個人的な感想ですが、この黒い部分が窓ガラスだったら視認性が向上されるのかもしれません。

ただ、ゴム部分などもありますし、実現は難しそう。
ここら辺は慣れてくれば気にならないので問題はありませんが。

それと、解放時のフロントガラス部分はソフトトップと変わらない感じなんですね。

ルーフが閉まる時にこことくっつく瞬間が大好き。
最後にロックする場面は必ず見てしまいます。

ちなみにルーフを閉めると、こんな感じ。

ソフトトップ型オープンカーはちょっと…だけどマツダのスポーツカーが欲しいという方には、うってつけのハードトップですね。

内装

内装はソフトトップと同じです。
それでもかっこいい。
今回はベースグレードなのでファブリックシートですが、レザーシートになればさらにお洒落になりそうです。

ステアリングシフトスイッチが装備されていました。

これは運転を楽しむには必須ですよねぇ。
今回のドライブでも多用させて貰いました。

次に「ルーフ開閉スイッチ」です。

このスイッチを押し続けることで動作します。
押し続けるより、一回押せば後は全自動だったら楽なんですが、やっぱり安全上だめなんですかねぇ?

ちなみに、ルーフを閉めた状態での内部はこのような感じ。

ハードトップなので、帆とは異なりしっかりと密閉されている感覚がありました。ただ、遮音性に関しては正直あまり変わりないように感じました。ロードスターは車両の音を楽しむものですので。

そして、ルーフを開けるとこんな感じ。

素晴らしい。
青空の下での圧倒的開放感。
気持ちがいいです。
ソフトトップと比較すると開放感はありませんが、それでもルーフがあるかないかだけでも十分に他のクルマとは全く違う体験が可能です。

シートは赤ステッチの入ったファブリックシート。

これは前から思っていたんですが、ロードスターのシートは個人的にとても小さく感じます。こう、フィットしないというか、なんというか。
座った時にサイドの盛り上がっている部分が背中に当たって、長時間座っていると痛くなるんです。こればかりは自分の体格がもう少し小さかったらなぁと毎度思います。

ドアは、2ドアなだけに巨大です。

内装に、ボディカラーと同色パーツが設置されているのは本当に最高ですよねぇ。
ロードスターの好きな部分でもあります。
これを車内で眺めているだけで、満足感を得ることができるんです。

メーターなどはベースグレードでも豪華。

フルカラー液晶が装備されています。
とても見やすくてよかったです。

ドアが開いていたりすると警告が表示されるのが便利。
流石、RFです。

ただ、ETCカード挿入口の位置には驚きました。

運転席のシート後ろにありました。
なので、カードを挿入する際はシートを前に倒してから行わなければなりないのが少しネックだなぁと感じました。カードも挿しにくかったですし。
ロードスター自体、収納場所などが少ないので仕方ないのかもしれません。

ちなみに、ETCカード挿入口の上にある収納場所はこんな感じ。

何か小物を入れておくにはよさそうです。
ただ、取り出すのには少し手間がかかりますが……。
ここら辺は割り切ってしまえば、とてもいい車です。

内装での一番のお気に入りはこちら。

運転席に座っていると見える、ボンネットの「膨らみ」です。
これはどう言語化していいのかわかりません。
ただただ、官能的なんです。
これがたまらなく好きなんです。

マツダコネクト

マツダコネクトは、初代型です。
銀縁デザインが懐かしいですねぇ。
バージョンは、鉄板の「59.00.502 JP M」でした。
レンタカーだとこのバージョンの割合が高い気がします。

これも前から思っていたんですが、ロードスターのセンターディプレイは少し見づらいような気がします。シートとディスプレイの距離が近すぎる&ディスプレイが正面を向いていることが関係しているのか、ちょっとだけ違和感を覚えています。
全く見えないわけではないので気にしていないのですが、自分だけなのかな?といつも疑問に思っています。

次に安全装備類ですが、何もありませんでした。

初期型のベースグレードですからね。
これらがあってもなくても楽しいクルマ、それがロードスターです。

ちなみに、「i-ELOOP」は搭載されていました。

レンタカーでは珍しいですよねぇ。
これがなかなか面白かったです。
走行中にアクセルを踏まない惰性走行していると、急にカクッとブレーキがかかったような不思議な感覚がありました。
これが回生ブレーキというやつですねぇ。
慣れればうまく利用できそうです。

コマンダーコントロールは、デミオなどに搭載されている型と同じです。

コマンダーコントロールって本当に便利。
タッチスクリーンが苦手になりました。
これを全車標準にしたマツダは英断だったと思います。

燃費

今回のドライブでの結果は以下の通り。

走行距離:465 km
給油量:26.22 L
燃費:17.73 km/L

スポーツカーなのに非常に燃費がいいですねぇ。
油種はハイオクですが、それでも経済的です。
ロードスターの素敵ポイントのひとつです。

「RF」の走りについての感想

とても”ゆとり”があると感じました。
信号待ちからの発進、高速道路での高速域への加速などの「加速してほしい」という場面に余裕のある加速をしてくれるので気持ちいいですねぇ。ただ、ゆとりがあるからといっても、1.5 Lガソリンエンジン搭載モデルのような「楽しさ」が失われているわけではありません。エンジン始動時にはスポーツカーらしい荒々しいエンジン音をかき鳴らしてくれます。

ロードスターらしい「走る楽しさ」も変わっていません。
アクセルを踏めばわくわくするような加速とサウンド、ステアリングを回せば自分の思った通りに曲がり、ブレーキも一定の感触で踏めば綺麗に止まることができる。
マツダ車の真髄を楽しむことができるクルマです。
乗っているときは何もかも忘れて、車の運転を楽しむことができます。

ロードスターに乗っていて面白いと思うことがあります。
それは「楽しいけど速度出しすぎちゃったかな?」と思っていても、実際には法定速度で走っているということがあることです。そう、普通に走っているだけで楽しいというのが、ロードスター最大の利点だと思います。
それが「RF」でも同じ体験ができるのは、本当にすごい。

ただ、個人的に最もロードスターの苦手な部分は「振動」です。
停止時のエンジン振動で、ちょっと酔いました。
最近の私はとても酔いやすいという個人的な問題なだけですが、意外と振動が激しく、さらに道路の凹凸をものすごくよく拾ってくれるので、運転していても気持ち悪くなります。
この歳になってくると、静かで揺れない車を求める理由が少しだけわかったような気がしました。

さて、1.5Lと2.0L、どちらが良いものなのか。
今まではそんなことを考えていましたが、実際に乗ってみてわかったのは「どちらも良い」ということでした。1.5Lはやんちゃで若々しい、ただ普段使いする際には都市部では停止&発進を繰り返す際にちょっとパワーが物足りないという思いもあります。2.0Lは1.5Lのやんちゃ感は薄れていますが、その代わりに優雅さを醸し出しているので、普段使いで使用してもストレスを感じないかもしれません。

ソフトトップかハードトップ、どちらが良いのか。

これも難しい選択です。

かっこよさで言うならば、「ハードトップ」です。
このスタイルは本当に素晴らしい。
ルーフ開閉状態両方でも変わらないデザインで、クルマとしての完成度は非常に高いです。

しかし開放感においては圧倒的に「ソフトトップ」だと思いました。
あの開放感は唯一無二だと思っています。

ただ、「ハードトップ」もなかなか侮れません。
ハードトップでも、運転中は「ソフトトップ」と視界はほぼ変わりませんでした。

異なるのは後部視界なんですが、「ソフトトップ」の開放感には勝てません。ただ、運転中においての視界確保性は悪くはないんですよねぇ。

この部分が邪魔になるかな?と思っていましたが、それほどでもありません。
サイドミラーとの組み合わせで不安感はありませんでした。

結局は「好み」ですね。
ハードトップは、ソフトトップにはない「かっこよさ」や「エンジンの上質感」を持ち合せています。
結局のところ、どちらが自分に合うのか、それは乗ってみないとわかりません。

まとめ

「マツダ車は楽しい」
そう思わせてくれるクルマです。
毎回この感想が出てくるところが、さすがマツダ。

特に「ロードスター」は特別な存在です。
他社の自動車の運転の良さを知ったり、どんなに最新技術が搭載された車両を運転して快適さを味わっても、この「ロードスター」に乗れば、唯一無二の特別さを思い出すことになります。

その一番の要因は「走る楽しさ」が詰まっていることです。
走る、曲がる、止まるという3つの要素がどれも洗練されていると思います。こういったのは個人的な趣向が影響する可能性があるので絶対とは言えませんが、私は非常に惹かれるものがありました。

そんな楽しく走れる車が「ソフトトップ」と「ハードトップ」を選べるんです。
これまた凄いことですよね。
「ハードトップ」はお値段がそれなりにしますが、それだけに選ぶ価値のあるちょっと上質なスポーツカーだと思っています。

今回も改めてマツダの”良さ”を再認識することができました。