マツダが国内ビジネス構造変革を発表しました。
その具体的な話です。
情報元:マツダ、国内販売を立て直し 年販20万台へ10都市を「重点市場」に位置づけ|自動車メーカー|紙面記事
情報元は「日刊自動車新聞 電子版」です。
こちらでは、昨日発表されたマツダの国内ビジネス構造変革についての記事が掲載されています。その中にはニュースリリースでは明らかにされなかった具体的な話が書いてありました。
マツダブランドに焦点を当てたマーケティング投資
- 新規顧客へのアプローチを強化。クルマ非購入層にもアプローチして「潜在好意層」を広げる
- 25年度は、上期にSUV意向層向けコミュニケーションを強化、下期には新たなブランドキャンペーンを始め、潜在購入層への理解と好意を醸成
マツダは「新規顧客へのアプローチ」を強化するそうです。
魂動デザインが出始めた当初はこれに近い感じでしたが、ここ最近では「既存顧客へのケア」や「コアな自動車ファン向け」が中心のような広報活動でした。マツダが国内で成長するには新規顧客が必要ですので、これはある意味で原点回帰出来たのかもしれません。
個人的に学んだことですが、既存顧客へ焦点を当てすぎるとダメなんだなと思いました。やり過ぎてしまうと、新規も逃げてしまい、あとは残った人たちが苦しむだけです。そう考えると、商売というのは「新規」が大事なんだなとマツダを追い続けて学んだことです(どの界隈でもそうですけど、濃いファンが新規を怖がらせてしまうんですよね)
それと、2025年度には上期に「SUV意向向けコミュニケーション」を、下期には「新たなブランドキャンペーン(潜在購入層への理解と好意)」を実施するそうです。マツダは既にほぼSUVメーカーですので、これからはさらにSUVを訴求していくと予想されます。下期には潜在購入層にどのようにアピールしていくのかが気になりますねぇ。
以上です。
マツダは国内市場でどこまで立て直すことができるのか。