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北米マツダの社長が語る「北米市場の今後」と「EVとターボモデル」などについて

マツダ全般
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2020年、マツダは創立100周年を迎えました。

北米マツダのJeff Guyton社長が色々と語っています。

情報元:Q&A: Mazda Pres. Jeff Guyton Talks Toyota, Turbos, EVs and Moving Upmarket | The Detroit Bureau

情報元は「The Detroit Bureau」です。
こちらでは北米マツダのJeff Guyton氏が色々な質問に答えています。

Q:他メーカーは電気自動車に移行してるけど、マツダは?
A:CO2を削減することは行うが、EVを救世主だとは思っていない。次世代の電気自動車用アーキテクチャはトヨタをはじめとするパートナーと開発しており、それで電動化はすすめるつもり。

Q:マツダの電動化について教えて?
A:アラバマ州で生産するSUVは、トヨタのハイブリッドシステムを搭載する予定で、プラグインハイブリッドなどについてはラージアーキテクチャに搭載することは遠くない未来にくるでしょう。

Q:米国でロータリーエンジンレンジエクステンダーの計画は?
A:米国市場ではロータリーエンジンレンジエクステンダーが最適だと考えているので、計画している

Q:現モデルが電動化されるのはいつになるの?
A:2025年までには電動化されていないものはほとんど販売されていないと思う

Q:マツダはプレミアムなブランドになろうとしてるけど、どうなの?
A:新しい商品群とターボエンジンの組み合わせで、プレミアムカーを購入する人にとって魅力的なものになっていることを願っているので、MAZDA3とCX-30にガソリンターボを投入したのには大きな期待をよせている

非常にざっくり訳しました。
どうやら、北米市場ではBEVよりも「ロータリーレンジエクステンダー」の投入計画が進めれているようですね。それに、次世代の電気自動車アーキテクチャについてもチラリと語られており、これはトヨタとマツダ、他各社で行った成果を取り入れるのかもしれません。

ちなみに、カナダではEVモデルが投入される予定です。
マツダカナダが「2021年にMX-30を販売する」ことを告知

北米でも2025年にはほぼすべてが電動化されるそうです。この”ほぼ”という表現が少し気になりますねぇ。もしかしたらロードスター(海外名:MX-5)はギリギリまで電動化されないのかもしれません。そうなると、しばらくはフルモデルチェンジはないのかもしれませんねぇ。

以上です。
色々と語られていますが、トヨタとの関係性が強まる中、マツダも「個」をいかに保てるかが勝負となってきそうです。いつのまにかのまれてしまっていたら大変なことになりそうですねぇ。