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欧州での「SKYACTIV-X」のリコールについて少し調べてみる

マツダ全般
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マツダの新時代エンジン「SKYACTIV-X」
日本でもまもなく発売されます。
今回は、欧州での「SKYACTIV-X」のリコールについて少し調べてみます。

前回:欧州で「SKYACTIV-X」がリコールされたようです。

前回、マツダの「SKYACTIV-X」のリコールについて知りました。
現象などはわかりましたが、もう少し詳細が欲しいところです。
どこで起こった話なのか?現象の詳細は?などなど…
それと日本で言う国交省のような発表元の情報源が欲しいところですね。
少し調べてみました。

EUでは加盟国が自分の国で不具合が発生した場合、EU委員会に対して通知をしなければいけないそうです。そこで欧州共同体緊急情報システム(RAPEX)を通じて欧州委員会に対して通知を行うシステムとなっているんだとか。
その通知を受けたEU委員会が他の加盟国に伝えます。
ということで、そのRAPEXを調べてみました。
すると「MAZDA3,CX-30」に関する記載が存在しました。

画像引用元:Rapex Alert 47/2019 A12/1721/19

影響を受けた車両など前回掲載した通りですね。
現象については「パワートレイン制御モジュール(PCM)がリーン状態を引き起こす不適切な空燃比を提供する可能性がある」と書かれていました。
新しくわかった内容は以下の通り。

  • 発信国はルーマニア
  • 加盟国通知後、ドイツでも発見された

これくらいでしょうか?
初めはルーマニアだったんですね。
既に対策は取られており、ソフトウェア更新で解決しますので安心です。

それにしても、欧州のリコールの仕組みを少し勉強できました。
日本では公式ページからすぐに確認できますが、海外は車体番号を入力しないとわからないことが多いので、こういった調べ方があるのを学べて満足。