2021年のマツダ技報が公開されました。
まずは「新型SKYACTIV-G 1.5」についてみてみます。
情報元は、マツダ公式ページです。
こちらではやっと「マツダ技報2021」が公開され、気になることがたくさん書かれています。MX-30などの論文も気になるんですが、まずは一番気になっている「新型SKYACTIV-G 1.5」についてです。
新型SKYACTIV-G 1.5というのは、MAZDA2に搭載された「高圧縮エンジン」のことを指しているようで、こちらには「SKYACTIV-Xから培った技術の一部」が搭載されています。
そのSKYACTIV-Xからの技術とはいったい何なのかと思っていましたが、こちらに答えがありました。
- スワールコントロールバルブ(SCV)
- クルードEGRシステム
この2つの技術が採用されているようです。
SCVを採用したことにより「斜め渦燃焼」が適用され、クルードEGRシステムでは「燃費改善」の効果を得ることができたと書いてありました。この技術、素人にはよくわかりませんが、それでも凄いことだとはわかります。既存の内燃機関を極めるという意思がヒシヒシと伝わってきますねぇ。
最近、MAZDA2のベースグレードにもこのエンジンが採用されました。
→MAZDA2の15C、15S、15S Smart Editionにも「高圧縮エンジン」が搭載されました
これで「SKYACTIV-G 1.5」も新世代技術が採用され、まだまだ現役のようです。MAZDA2以外に採用されないのが残念ですが、マツダのコンパクトカーも進化が止まりませんね。