マツダデザインの一部である「ボディカラー」
第7世代登場以降で採用された新色を振り返ってみたいと思います。
前回:CX-60に採用される新外装色「Rhodium White Metallic (ロジウムホワイトメタリック)」
前回、マツダの新世代ラージ商品群第1弾「CX-60」に初採用される新外装色「ロジウムホワイトメタリック」の存在を知りました。ロジウムという銀白色の金属をモチーフにしているというとても斬新なカラーです。
そういえば、マツダは第7世代登場以降に採用されたカラーは全て「材質」をモチーフにしたカラーでした。
- Polymetal Gray Metallic
- Platinum Quartz Metallic
- Zircon Sand Metallic
- Ingot Blue Mica
- Rhodium White Metallic
※CX-50の「Wind Chill Pearl」はトヨタ色のため除外
どれも鉱物であったり、素材であったりしますねぇ。
これらを採用されている車種で一覧にしてみると以下の通り。
■ポリメタルグレー
全モデル
■プラチナクォーツメタリック
CX-50とCX-5(中国を除く)以外の全モデル
■ジルコンサンドメタリック
CX-5、CX-50
■インゴットブルーマイカ
CX-50
■ロジウムホワイトメタリック
CX-60
ポリメタルとプラチナクォーツに関しては、ほぼ全モデルに採用されていますが、ジルコンサンド以降は限られた車種にのみ採用されています。特にジルコンサンドに関してはCX-50が投入されていない地域は「CX-5」に採用されたりとかなりこだわっていますよね。それとマツダ公式では一切触れられていない「インゴットブルーマイカ」の存在も気になります。
CX-60に初採用された「ロジウムホワイトメタリック」に関しては、まだ実物をはっきりと見ていないのでよくわかりません。ただロジウムで調べると「銀色」が主体な感じですが、マツダは敢えて「ホワイト」と名付けているのが興味深い。白の中に銀色の光沢感がでてくるのでしょうか?
以上です。
マツダは第7世代から「カラー」にかなりこだわっているようです。こうした素材系をモチーフにした色合いは他社ではなかなかないので面白いですねぇ。