2020年が幕を開けました。
今回は「ディーゼルエンジン」についてです。
今年、マツダは創立100周年を迎えます。
それに伴い、何らかの新しい発表が期待されますね。
その中の一つ「第2ステップのディーゼルエンジン」です。
2019年では、2020年に投入されるという発言が何回も見られました。
→マツダの第2ステップ「ディーゼルエンジン」は2020年に投入予定。バイオディーゼルや電動化について他 : K-BLOG
→来年、マツダの「新しいディーゼルエンジン」が発売される?など、ニュージーランドの色々
この「第2ステップのディーゼルエンジン」とは、いったいどんなものになるのか?
非常に気になりますねぇ。
ただ、その前に「第1ステップのディーゼルエンジン」も復習しておきたいところです。
というわけで、マツダが公表している技報を見てみました。
参考にした技報はこちら。
→SKYACTIV-D1.8の開発
画像引用元:SKYACTIV-D1.8の開発
第1ステップとなるディーゼルエンジンは以下の通り。
- 「SKYACTIV-D 2.2」
- 「SKYACTIV-D 1.5」
そして、第1.5ステップとなるのが「SKYACTIV-D 1.8」に該当するそうです。第1ステップではないのが意外ですね。
この「SKYACTIV-D 1.8」に採用された新技術は以下の通り。
- 排気量最適化(ライトサイジング)
- 高応答インジェクタによる燃焼改善
- Diesel Particulate Filter 再生制御
- 機会抵抗低減
マツダが以前から主張していた「ライトサイジング」が実現されたんですね。
技報によると、「実用使用最大負荷を1.5Lで走行した場合、NOxを浄化するための高価なエミッションシステムの追加が必要になってしまう」だそうです。
こうしてみると、1.8Lディーゼルエンジンが「1.5ステップエンジン」というのも納得できます。
新世代商品であるMAZDA3にも搭載されている「SKYACTIV-D 1.8」
様々な改良が施されており、まだまだディーゼルの可能性を感じさせてくれます。
第2ステップディーゼルエンジンは一体どんなものになるのでしょうか?
そして、一体どの車種に搭載されるのか。
「SKYACTIV-D 2.2」はCX-5、「SKYACTIV-D 1.8」はCX-3に初搭載されました。
何かSUV関係が多いですよね。
これは非常に楽しみですねぇ。
CX-3が世代交代するそうです。
→2020年半ばに「CX-3」の”世代交代”が行わる予定