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マツダが「ロシア工場の出資持分を合弁先会社に1ユーロで譲渡する」ことを発表しました

マツダ全般
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マツダがロシアの工場の出資持分を合弁会社に1ユーロで譲渡することを発表しました。

情報元:【MAZDA】決算資料・プレゼンテーション資料|IR資料

情報元は、マツダ公式ページです。
決算資料・プレゼンテーション資料ページに「決算短信」が掲載されており、その中に以下の文章が掲載されていました。

(関連会社の譲渡について)
当社は、当社の保有するロシア・ウラジオストク市にある自動車等の製造販売会社「マツダソラーズマヌファクトゥリングルースLLC(以下、「MSMR」)」に対する出資持分の全額を、合弁先である SOLLERS PJSC (以下、「ソラーズ社」)に譲渡することを決定し、2022年10月24日に譲渡契約を締結しました。

1.譲渡の理由
当社は、2022年2月のウクライナ情勢に起因し、2022年3月より、当社からMSMRへの部品供給を停止しており、MSMRは2022年4月末より操業を停止しております。当社は、ソラーズ社と継続して協議を行ってきましたが、事業再開の可能性が見いだせないため、当社が保有する出資持分の全額をソラーズ社に譲渡することを合意しました。

2.譲渡先の名称
SOLLERS PJSC

3.譲渡の時期
関係当局の許認可を取得後、速やかに譲渡手続きを実行する予定
4.譲渡する出資額、譲渡価額、譲渡関連損益及び譲渡後の持分比率
①譲渡する出資額 :当社が保有する出資持分の全額
②譲渡価額 :1ユーロ
③譲渡関連損益 :約120億円の特別損失を計上する予定
④譲渡後の持分比率 :0%

5.その他重要な特約等
今回の譲渡契約には、当社がMSMRの出資持分を譲渡価額で買戻せる権利が含まれており、今後3年の間に行使することが可能です。

引用元:マツダ株式会社

マツダもロシア市場からの撤退が正式決定しました。それに伴い、合弁会社に1ユーロで出資持分を譲渡するということで、特別損失が「約120億円」となってしまうそうです。

これは仕方ありませんよね。
どうすることもできませんので、この損失分は他の何かで取り返していくしかなさそうです。ただ、今後3年間の間で出資持分を譲渡価額で買い戻す権利があるそうなので、状況次第ではまたまたロシア市場に復活できるかもしれませんねぇ。