20周年を迎えた「MAZDA6」
2022年商品改良での値上げ幅を調べてみました。
前回：マツダが「2022年商品改良MAZDA6」を正式発表、特別仕様車「MAZDA6 20th Anniversary Edition」と「Sports Appearance」を新設定
前回、マツダが2022年商品改良MAZDA6を正式発表しているのを知りました。20周年特別記念車などが追加され、さらにはグレード構成なども大幅に変更されました。
さらにひっそりと値上げされているので、前回の「2021年3月現在」の諸元表に書かれていた価格と比較してみました。
| グレード名 | 2022年12月現在 （A） |
2021年3月現在 （B） |
差額 （A-B） |
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| ２WD | XD | ¥3,382,500 | ¥3,311,000 | ¥71,500 |
| 2WD | XD Sports Appearance | ¥3,898,400 | ¥3,701,500 | ¥196,900 |
| 2WD | XD L Package | ¥4,277,900 | ¥4,053,500 | ¥224,400 |
| 2WD | XD 20th Anniversary Edition | ¥4,422,000 | - | - |
| 2WD | 20S | ¥2,962,300 | ¥2,893,000 | ¥69,300 |
| 2WD | 25S Sports Appearance | ¥3,517,800 | ¥3,283,500 | ¥234,300 |
| 2WD | 25S L Package | ¥3,858,800 | ¥3,635,500 | ¥223,300 |
| 4WD | XD | ¥3,622,300 | ¥3,553,000 | ¥69,300 |
| 4WD | XD Sports Appearance | ¥4,138,200 | ¥3,943,500 | ¥194,700 |
| 4WD | XD L Package | ¥4,518,800 | ¥4,295,500 | ¥223,300 |
| 4WD | XD 20th Anniversary Edition | ¥4,662,900 | - | - |
※Sports Appearanceは「Black Tone Edition」と比較
※Black Tone Edition（ガソリンエンジン）は「20S」で比較
更に変更点は以下の通り。
- 「SKYACTIV-G 2.5T」搭載モデル廃止
- ディーゼルエンジンの一部に設定されていた「MT」を廃止
- グレード「Proactive」を廃止
- 特別仕様車「Black Tone Edition」を終了
ザっと調べた感じは「6万9300円～22万4400円」の値上げがされていました。グレードによってかなり値上げ幅が異なっていますが、エンジンラインナップ変更や一部グレードの廃止によるものが大きいのかもしれません。装備内容は比較していませんので、単純な値上げとは言い切れません。
ただ、ベースグレードである「20S」に関してはなんとか「200万円」を死守しているあたりがマツダのコダワリを感じますねぇ。その成果は分かりませんが、ベースグレードには「MRCC」などが標準装備されていないのが、最近のCX-8と似ています。
一部グレードに採用されていた「MT」も廃止されたこともあり、MAZDA6でマニュアル車を選択することはできなくなりました。
以上です。
最近、どんどん自動車は値上げされていきます。
ここまでくると、本当にクルマを購入する層というのは「富裕層」だけになっていくのかもしれません。
