マツダの安心・安全機能「i-ACTIVSENSE」
フォワードセンシングカメラの「歩行者検知」に関してです。
情報元は、マツダ公式ページです。
こちらには各モデルの取扱説明書が掲載されているんですけど、CX-60のマニュアルを読んでていて興味深い内容がありました。
歩行者の検知について
次の条件をすべて満たしている場合に、フォワードセンシングカメラ (FSC) が歩行者を検知します。
- 歩行者の身長が、約1 m~2 mのとき
- 頭部、両肩、足など、歩行者の輪郭が判別できるとき
次の条件のいずれかを満たしている場合は、フォワードセンシングカメラ (FSC) が歩行者を検知できないことがあります。
- 歩行者が複数人いるとき
- 歩行者が別の障害物の近くにいるとき
- 歩行者がしゃがんでいる、横たわっている、前かがみになっているとき
- 歩行者が急に飛び出してきたとき
- 歩行者が何かを持っているとき (傘をさす、大きな荷物を持つなど)
- 歩行者が背景に溶け込んでいるとき (夜間などに暗い場所にいる、背景と近い色の服を着ているなど)
私が勝手に想像した条件よりもかなり厳しいんですね。
この条件だと「見通しの良い広い道路で視覚的に目立つ歩行者が1人で直立している状態」で検知するみたいですので、ちょっと実用的ではないのかもしれません。
こういった技術はまだまだ発展途上。
これからの進歩に期待したいですねぇ。