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CX-60 DIESEL の「DPF」についてを学ぶ

マツダ全般
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マツダの新世代ラージ商品第1弾「CX-60」

ディーゼルエンジン搭載モデルの「DPF」についてを学びます。

情報元:TSB for 3.3 Diesel SCR or Selective Catalytic Reduction with Warning Lamp illuminated and DTCs Stored. | Mazda CX-70 Forum

情報元は「Mazda CX-70 Forum」です。
こちらではASH8氏が欧州仕様「CX-60 DIESEL」のDPFについての詳細を投稿していました。

■DPF

  •  ディーゼルパティキュレートフィルターの強制再生を行うには、ディーゼルパティキュレートフィルター強制再生の実施条件を満たしている必要があります。ディーゼルパティキュレートフィルターの再生義務は、実施条件が満たされなければ実施されない。
  •  ディーゼル微粒子フィルターの強制再生には、ノーマル モードとロング モードが利用可能です。PCMが粒子状物質(PM)の蓄積量を算出し、その量に応じてノーマルモード(約28分)とロングモード(約60分)を自動選択し、ディーゼルパティキュレートフィルターの再生を行います。
  •  PCM はノーマルモードまたはロングモードを自動的に選択しますが、ノーマルモードとロングモードが連続して実行されるわけではありません。一度ディーゼルパティキュレートフィルタ強制再生を行ってPM燃焼除去が完了していない場合には、再度ディーゼルパティキュレートフィルタ強制再生を行う必要がある。

■警告

  •  ディーゼル微粒子フィルターの再生中には、高温の排気ガスが排出されます。車両の近くにいる人が重度の火傷を負ったり、可燃物に引火したりする可能性があります。ディーゼル微粒子フィルターの強制再生は、常に人や可燃物から離れた場所で行ってください。
    ・排気ガスを多量に吸入すると、一酸化炭素中毒を引き起こす恐れがあります。ディーゼルパティキュレートフィルターの強制再生を行う場合は、必ず換気の良い場所で行ってください。(排気ダクトの屋内での使用は避け、ディーゼルパティキュレートフィルタの強制再生は屋外で行ってください。)
    注意
  •  ディーゼルパティキュレートフィルタの強制再生は、エンジンルームの過熱を防ぐため、ボンネットを開けた状態で行ってください。
    ・電気負荷が加わった場合、燃料噴射制御のポスト噴射量が変化し、ディーゼルパティキュレートフィルターの強制再生が正常に行われなくなります。ディーゼル微粒子フィルターの強制再生中は、電気負荷 (ヘッドライト、リア ウィンドウ デフォッガーなど) を作動させないでください。(ディーゼルパティキュレートフィルター強制再生中は、エアコンカット制御が行われ、エアコンが停止します。) ・テールパイプ
    周囲に壁などの障害物があると、排気ガスの通路(空気の流れ)を妨げ、排気ガス温度の上昇により、ディーゼルパティキュレートフィルターの強制再生が正しく行われない可能性があります。ディーゼル微粒子フィルターの強制再生は、テールパイプの周囲に障害物がない状態で常に行ってください。
  •  ディーゼルパティキュレートフィルターの再生中に高温の排気ガスが排出されるため、トランクルーム内の温度が上昇します。電子機器などの熱に弱い物がトランクルーム内にある場合、温度上昇により破損する可能性があります。ディーゼル・パティキュレート・フィルターの強制再生を行う場合は、電子機器など熱により損傷しやすい物をトランクルーム内に置かないでください。
  •  P2458:00 および P2463:00 以外の診断トラブル コードが保存されている場合、PCM はディーゼル微粒子フィルターの強制再生を禁止することがあります。ディーゼルパティキュレートフィルターの強制再生を行う前に、故障を解決し、DTC をクリアしてください。

引用元:TSB for 3.3 Diesel SCR or Selective Catalytic Reduction with Warning Lamp illuminated and DTCs Stored. | Mazda CX-70 Forum

これはDPFの強制再生に関する話ですね。
なので、ディーラー向けの知識ということで一般人にはどうすることもできない話のようです。ただ、DPF強制再生にも種類があるんですねぇ。それとトランクルームの温度上昇など、今まで知らなかった注意事項なども学べました。

DPF強制再生中はトランクルームに熱の弱いものを置いておかない方がよさそうですねぇ。