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「ダイハツ タフト」を約2週間ほど乗った感想(夜間走行に関しても)

タフト
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ダイハツの軽SUV「タフト」

約2週間ほど乗った感想です。

前回:タフトのACC(全車速追従クルーズコントロール)とLKC(レーンキープコントロール)が「意外と実用性があった」という話

前回は、納車されて間もない頃の感想です。
それからさらに時が経って色々と違った側面が見えてきましたし、さらに先日ディズニーシーへ行った際に夜間走行したのでヘッドライトなどの機能についても試すことが出来ました。

一番のお気に入りは「ブレーキフィーリング」

私とタフトのブレーキフィーリングはとても相性が良く、自分の想像通りに停止することができます。少し前の低価格のクルマはカックンブレーキだったり、踏んでも止まらないブレーキだったりと止まるのにも神経を使って疲れました。

軽自動車でブレーキフィーリングが合うのは嬉しい。
これだけで運転の疲れがかなり軽減されるんですよねぇ。

ただ「アイドリングストップ」が完全停止前に作動するために、アイドリングストップの作動を考慮して停止しないとちょっと手前に止まってしまいます。これは慣れが必要ですね。

それでもアイドリングストップは付けておいてよかった。この時期は結構アイドリングストップをする機会が多く、燃費向上にかなり貢献していると思います。使いたくない時はOFFにすればいいだけですし。

それと「CVT」いいですよね。
今までマツダのAT乗ってきましたけど、低速時の変速ショックがずっと気になっていました。タフトは変速ショックがないので低速時も快適。これは地味に嬉しかった。

気にせず走っても燃費が良い

特に燃費を気にして運転しなくても燃費が良いのが嬉しいです。納車時は9km/Lくらいでしたが、ディズニーに行った時には18km/Lくらいまで改善しました。

まだまだ色々と検証しているためにアイドリングしたり、加速や減速などを繰り返しているんですけど、それでも18km/Lを維持しているのが凄い。もっと気を付けて運転すれば「20km/L」は普通に行きそうですねぇ。

意外と遮音がしっかりしている

エンジンをかけた状態で車外に出ると結構なエンジン音が聴こえてきます。しかし、車内でドアを閉めるとかなりエンジン音が軽減しているんですよね。少し前の軽自動車ならかなりウルサイ印象でしたので意外でした。音楽の音漏れもないのが嬉しい。

ただ、ロードノイズはそれなり。
高速道路ではオーディオ音声が聞きづらくなりますので、オーディオ側の設定を細かくしておいた方が良いと思います。

ACCの前方車認識の弱点

首都高湾岸線を走行中、ACCの前方車認識の弱点を見つけました。

緩いカーブを走行中、自車の隣の車線を走行中の車両を前方車として認識してしまいます。車両の直線上に車両がいるので勘違いしてしまっているみたいですね。

これにより、実際は同一車線に前方車が存在しないのにブレーキが発動したりします。けっこう危ないので、誤って認識した時はACCを解除するか、定速クルーズに変更する必要があります。

けっこうドライバーが監視しつつ、特性を掴まないと危険だなと感じました。

アダプティブドライビングハイビーム(ADB)の感想

ダイハツ車で不評の要因のひとつである「ADB」
ヘッドライトを自動で照射範囲を制御してくれるシステムなんですが、これがかなり雑な制御だという話を良く聞きました。

実際に試す場面があったので感想を記します。
まずは、高速道路の外灯がある明るいところではしっかりと「ロービーム」となっており、外灯がなくて暗く周りに車両がいないとハイビームに切り替わっており、今回の状況では不快に思うことはありませんでした。

次に一般道(市街地)では常にロービームで対向車に迷惑かけるような挙動なありませんでした。郊外の道を走行中はハイビームに切り替わる場面がありましたが、けっこう早めにロービームに切り替わっているのを何度か確認しました。特に使い物にならないというわけではありませんでした。まだちょっと検証時間が少ないので、もう少し実験してみたい。

サイドビューランプに関しては意外と便利。
ただ、歩行者からしたらちょっと眩しそう。

結論としては、そこまで酷い制御ではないと思います。
ただ、こういった機能は「ON/OFF」できるようにしてほしいですよね。ここまで強制するのなら、もう少し制御を煮詰めてからした方が良いと思いますが、そこはダイハツの限界なのかもしれません。トヨタの制御システムを使ってほしい。

純正ナビは思った以上にポンコツ

高価な純正ナビですが、思った以上に不便です。
ひとつのスマートフォンをBluetooth接続とUSB接続に同時接続することができません。一度Bluetooth接続を解除してUSBでオーディオを聴かないといけません。

Bluetooth接続を切るとダイハツコネクトは使用できませんし、さらにオーディオ接続とナビコン接続も接続方式が異なるので、一度接続を変更しなければいけません。

マップも見辛いですので、正直商品としては酷い出来。
これだったら自分でナビを購入した方が良いと思います。

総評

2週間たって色々と分かってきました。
クルマ自体は、とても良いクルマだと思います。ただ装備されているものがちょっと気になることがありますね。ACCやLKC、そして特に「純正ナビ」は物足りなさがありました。

一番気を付けているのは、アイドリングストップの始動がかなり遅いので、それを考慮した発進ですね。ブレーキホールド解除→アイドリングストップ解除→発進という順番なので、信号待ちの時はちょっと早めに始動しないと遅れます。

あとACCやLKCの癖が分かってきました。
ちょっと癖が強すぎるので、私は試したことないですけど一般道では使えないと思います。実際に使ってしまっている人からしたら、確かに評価は低いのかもしれません。高速や自動車専用道だったら便利です。

次は1ヶ月点検頃にもう一度レビューしてみたいと思います。