マツダの新世代ラージ商品第2弾「CX-90」
MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)で「隣接する車両に合わせて速度が低下してしまう現象」についてのサービスキャンペーンが実施されるそうです。
情報元:Two RECALLS and One Special Service Program. _ Mazda CX_-90 Forum
情報元は「Mazda CX-90 Forum」です。
こちらでは、ASH8氏がCX-90の2件のリコールと1件のサービスキャンペーンについてのスレッドを作成してしてました。
2件のリコールについてはこちら
→CX-90にも「ブレーキが予期せず作動する場合がある」リコールが公開されていました
→2024 CX-90で「下り坂で軽く何度もブレーキを踏み込むとフェールセーフモードになる現象」に関するリコールが存在しているそうです
サービスキャンペーンの内容は以下の通り。
■サービスキャンペーン番号
SSPD6■対象車両
2024 CX-90 JM3 KK ******100044 – 150358
2022 年 12 月 27 日から 2023 年 11 月 13 日まで。■症状と修理方法
1) バック時の意図しない警告または制動
駐車場等でCX-90を後退させる際、車両後方に障害物がないにもかかわらず、ビューモニターカメラ(VMC)が、隣接車両のタイヤ、駐車境界線、植栽等、地面より低い位置にある物理的な障害物を検知することがある。このような場合、スマートブレーキサポート(SBS)システムが衝突の可能性があると判断し、視覚(画面表示)と聴覚(警告音)で通知し、場合によってはブレーキが作動することがあります。本修理は、MDARSを使用し、M-MDSを介してVCMに修正ソフトウェアを再プログラミングする。2)ドライバー認識結果が表示されない(装着車)。
ドライバーパーソナライゼーションシステムが、プログラムされたシートポジション設定を変更するために、ドライバーの顔を認識しない場合があります。この場合、車両はドライバーを「ゲスト」(非パーソナライズ)として解釈します。ドライバー認識機能を開始するには、車両のロックを解除してから15秒以内にドライバーが運転席に座っている必要があります。この修理は、MDARSを使用して、M-MDS経由で修正されたソフトウェアをVCMに再プログラミングする。3)マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)が隣車線車両に合わせて減速することがある。
マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)を作動させた状態でカーブ路面を走行すると、右車線または左車線を走行中の車両がCX-90の前方車両として検知され、MRCCが検知車両に合わせて不意に車速を低下させることがある。当該修理は、MDARSを使用し、M-MDSを介してVCMに修正ソフトウェアを再プログラミングする。
サービスキャンペーンには3つの症状があります。
1つ目が「バック時の意図しない警告とブレーキ」、2つ目が「ドライバーパーソナライゼーションシステムがうまく作動しない」、3つ目が「MRCCが隣接する車両に合わせて減速してしまう」ですね。
個人的に注目は「MRCC」に関してです。
こちらも以前からCX-90の所有者がこの問題をSNSなどで報告していましたが。この問題もちゃんと解決してくれているみたいです。羨ましい。
というのも、私のタフトもこれと似たことがあるんです。
タフトは2眼カメラのみで認識していますが、たまに隣の車線のクルマを認識してブレーキをかけて危ないんですよね。マツダはこういうのをソフトウェアアップデートで変更してくれるのが本当に羨ましいし、素晴らしい。
ソフトウェアアップデートで修正できるのってすごいことですよね。