マツダが研究開発中の「次世代高容量高入出力リチウムイオン電池」
2033年頃の事業化を想定しているそうです。
前回:マツダの車種別グローバル販売台数(2024年3月期)をグラフにしてみる
前回、マツダが「マツダ総合報告書2024」を公開していたので色々と見ていました。その中にカーボンニュートラルと電動化に関する最先端の技術研究についての記事がありました。
そこには先端電池技術の研究開発についてが書いてあります。
- 蓄電池の性能向上・コスト低減をはじめ、材料レベルからの高性能化・省資源化、高度なリサイクル技術の実用化に取り組んでいる
- 8年間の研究開発の後、2033年頃の事業化を想定
- 2029年度までの事業全体の資金需要および研究開発費は約140億円を想定しており、当社が負担するのはその中の約40億円の予定
- グローバル市場での販売を図り、2035年頃の投資回収を想定
これは2023年4月に発表された事業戦略ビジョンで語られていた内容です。この頃は丸本社長だったんですねぇ、懐かしい。
マツダもバッテリーについて研究開発を行っており、想定としては「2033年頃に事業化」、実際にそのバッテリーを搭載した車両を販売するには「2035年頃」となっていました。ということは、それまでは従来のバッテリー技術が使用された車両が販売されることになりそうですね。
2035年はまだまだ先。
それまでに他メーカーで新技術などが登場するのかなどが気になるところです。
また、マツダは「従来の制約に囚われない魂動デザインを提供していく」とも書いてありました。これは果たしてどういったものなのか、これが第8世代(EZ-6?)なのかも気になりますよねぇ。