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MAZDA 6eを欧州市場に出すには「当初の想定を大きく超える技術的改修が必要だった」

マツダ全般
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マツダの海外向け新世代EVセダン「MAZDA 6e」

EZ-6の欧州仕様として販売するには、当初の想定を大きく超える技術的改修が必要だったそうです。

情報元:Refining the Mazda 6e _ GoAuto

情報元は「GoAuto」です。
こちらでは、マツダヨーロッパの製品開発シニアマネージャーであるアレクサンダー・フリッチェ氏がMAZDA 6eの技術的改修についてを解説していました。

内容は以下の通り。

  • EZ-6(Deepal L07)は、静粛で柔らかい乗り心地を好む中国ユーザー向けのセッティングだった
  • しかし、欧州では「高速域での安定性、路面情報の伝達、ステアリングの重み」などが重視される
  • なので、EZ-6(ベースは、中国車のDeepal L07)を欧州市場に適合させるには、当初の想定を大きく超える技術的改修が必要だった

実際に行った改修内容は以下の通り。

■リアサスペンション構造を“作り直し”

  • 最も大きな変更点はリア周りで、リアサブフレームの完全新設計
  • ハードポイント(サスペンション取り付け位置)形状の大幅変更

これにより、マツダが求めるコーナリング特性、高速安定性、シャシーの追従性が確保された。スプリング、ダンパー、ブッシュも全面刷新されている。

■ステアリング制御(EPAS)をゼロから再チューニング

  • 中国仕様は「超軽くフィードバックが少ない」味付けだが、マツダは以下を重点的に再設計した
  • ステアリング立ち上がり特性(レスポンス)
  • 直進性の向上
  • モード別の特性付与(通常:スムーズ、Sport:よりダイレクト)

これにより、マツダの哲学である「人馬一体」のステアフィールを再現。

■タイヤは中国製からミシュランへ変更

  • ベース車のタイヤは欧州基準を満たしていなかったため、剛性、振動吸収性、コントロール性、転がり抵抗を改善するミシュラン製タイヤを採用。これが走行安定性の向上に大きく寄与した。

■NVH(騒音・振動・ハーシュネス)と警告音も再設計

  • 欧州向けに、低周波ノイズの抑制、低速走行時の歩行者警告音の変更(中国仕様は「宇宙的」過ぎる)などを実施し、静粛性と質感を高めた。

■ADAS(先進運転支援)・電子制御も欧州仕様へ置換

  • 中国の電子制御は非常に保守的で介入が早いが、欧州のドライバーは「操る感覚」を求める。
  • そのため、スタビリティコントロール、ADAS制御ロジックを見直し、「安全性を確保しつつ運転の楽しさを損なわない」設定へ再構築。

■欧州メーカーのEVをリファレンスとして解析

マツダは以下のEVを徹底的に研究し、欧州標準の走行フィールを分析

  • VW ID.3 / ID.4
  • テスラ Model 3 / Model Y
  • アウディの各EVモデル

これにより、「欧州の顧客がEVに求める操安性」のベースラインを確立した。

こうしてみると、かなり様々な部分が改修されているんですね。とくに乗り味に関してはかなり中国と欧州では考え方が違うようですので、中国仕様を軽く改修して欧州で売るということはできないようです。

また、警告音なども変更しているんだとか。
こういったところもしっかりと「マツダらしさ」を追求しているのが嬉しいですよね。OEMモデルだと警告音が違ってちょっとガッカリすることがあったりしますし。

以上です。
EZ-6とMAZDA 6eは全く別物のモデルとなっているようです。
EZ-6で不満が合った部分(乗り味など)も改善されているようですので、MAZDA 6eはグローバルモデルとして活躍が期待できそうですねぇ。

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