作業効率を高めるために、自作パソコンを組み立てました。
今回は、CPUグリスを変更してみたいと思います。
前回:「Ryzen 7 3700X」で自作パソコン計画(温度とファンコントロール編)
以前かファンコントロールを弄っていました。
現状はそんなに困っているわけではありませんが、CPUグリスを塗り替えたらどのくらい温度が下がってファンへの影響があるのか、ずっと気になっていました。
というわけで、CPUグリスを購入してみました。
今回購入したのは「Thermal Grizzly TG-K-001-RS 」です。
選んだ理由は、熱伝導率です。
こちらの商品はオーバークロックに対応した製品だそうで、熱効率が「12.5W/m・k」と優れた数値を実現しています。一体どれだけの効果があるのか気になって購入してみました。
購入後にすぐにやろうと思ったんですけど、PCをもう一度ばらすのはなかなか面倒くさいと感じてしまい、なかなか手を付けることが出来ませんでした。
それでも重い腰を上げて、いざ作業へ。
CPUファンを外すんですが、すでになかなかのくっつきよう。
純正グリス、硬い。
元から塗られているAMD純正グリスを確認します。
なかなかたっぷりと塗られています。
私が購入したCPUでは純正グリスの量が以前よりも抑えられていたんですが、それでもあふれるくらいになっているので、以前の量はそうとう多かったんですねぇ。
純正グリスをふき取ります。
綺麗になったCPUを眺めるのが結構好きです。
このメカメカしさが良いですよねぇ。
次に、購入したグリスを塗ります。
このグリス、とても硬いので塗るのが結構難しかったですねぇ。
ヘラで撫でるように少しずつ広げていきました。ボーっと作業していたので、購入したグリスを塗った後の写真はありません。
CPUファンを取り付けて、さっそく温度を確認です。
アイドル時と作業時(chromeで動画視聴、Photoshop作業)での温度を専用ソフトにて、目視で確認しました。
アイドル時 | 作業時 | |
純正グリス | 40~45℃ | 50~70℃ |
TG-K-001-RS | 37~45℃ | 50~68℃ |
劇的にというわけでなく、気持ち下がったような気がします。
ただ、温度変化が以前よりも安定しているようでファンの動作もとても安定しており、動作音が気にならなくなりました。
一応効果があったかなと思います。
正直、グリスを変えれば劇的変化!というわけではないようです。ただ、耐久年数などにも違いがあると思いますし、AMD純正グリスを放置して「すっぽん」してしまうよりかはマシだと思いますので、変えてよかった。
ファンの騒音については、CPUファン自体を交換しなければ根本的な解決は無理そうですねぇ。AMD純正CPUファンはそれなりな性能で満足していますが、私としては少し音が気になるので、もう少し静かなファンを探してみたいと思います。