本日(2020年8月31日)、マツダは「アニュアルレポート2020」を公開しました。
これまでの業績から、これからの展望など様々なことを振り返ることができます。
情報元は、マツダ公式ページです。
「IR資料」内にて、アニュアルレポートの2020年版が公開されています。
冒頭では2020年3月期の業績に触れており、その後のコロナ禍に関してもマツダが行った取り組みについてが書かれており、「そういえばこんなことあったなぁ」と振り返ることが出来る内容でした。
2021年3月期の業績に関しては、まだまだ予断は許されない状況ですが、マツダは今下期には利益水準の回復と黒字化を目指しているそうです。
個人的に興味を持ったのが「スモール&ラージ群」に関してです。
画像引用元:【MAZDA】アニュアルレポート|IR資料
特に目新しい情報が書かれているわけではありません。しかし、こうして今までに色々な情報を調べて知識をつけて冷静に振り返ってみると今までと違った見え方が出来るような気がします。
Small群では「SKYACTIV-G/D UPDATE」「SKYACTIV-X」、「独自バッテリーEV」と書かれており、まさにMAZDA3やCX-30、MX-30のことを指しています。
そして、Large群では「6気筒エンジン」や「48Vマイルドハイブリッド」「プラグインハイブリッド」などと書かれています。この書き方から勝手に予想すると、わざわざスモール群で「独自バッテリーEV」と書いているので、マツダ×トヨタ連合で開発したEV技術はラージ群でいかんなく発揮されそうな気がします。
MX-30が登場してマツダのEVは「コレ」という感じに評価されていますが、まだまだ発表されていないことの方が多いので、きっとマツダは楽しませてくれるでしょう。
次に「主要商品ラインナップのグローバル販売台数(2020年3月期)」です。
画像引用元:【MAZDA】アニュアルレポート|IR資料
【グローバル販売台数ランキング】
- CX-5(41万6千台)
- MAZDA3(30万9千台)
- MAZDA2(13万9千台)
- CX-3(12万台)
- MAZDA6(12万台)
- CX-30(7万3千台)
- CX-9(6万1千台)
- CX-4(4万5千台)
- BT-50(3万2千台)
- CX-8(2万7千台)
- ROADSTER(2万7千台)
流石「CX-5」、圧倒的な販売台数となっていますね。
それに続いて「MAZDA3」も検討しており、SUV人気の中でもマツダの主力商品としての地位を守り続けているのは本当に素晴らしい。他にも「MAZDA6」も私が想像しているよりも販売台数があったり(CX-3と同等)と、日本に住んでいるとどうも日本基準に考えてしまうのは悪い癖かもしれません。
マツダは今後、中期経営計画の具体的な見直し案を発表する予定です。どういったものになるのかは全く分かりませんが、ラージ群の投入時期に関しては非常に注目しています。