マツダのガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」
Cセグメント向けに搭載するにあたって、色々な工夫がされているそうです。
情報元は、マツダ公式ページです。
今年もマツダ技報が公開されていました。
その中で「Cセグメント向けSKYACTIV-G 2.5T の紹介」というものが掲載されていました。
これによると、Cセグメント向け(MAZDA3、CXー30)にガソリンターボエンジンを搭載するにあたってエンジンの大幅なコンパクト化を行うべく、吸気系を一新、インタークーラーマニホールド内蔵型を採用したと書いてありました。
画像引用元::【MAZDA】2020年マツダ技報|マツダ技報
Cセグメント向けには、過渡レスポンス性能と冷却性能を両立させるために、水冷式のインタークラーが採用されているそうです。また、搭載性を考えてのマニホールド内蔵型を選定し、小型水冷インタークーラーに工夫を取り入れているそうです。
新しくなった「SKYACTIV-G 2.5T」では、出力性能も向上しています。
画像引用元::【MAZDA】2020年マツダ技報|マツダ技報
コンパクト化しつつ、従来のSKYACTIV-G 2.5Tと同性能でありながらブースト上昇時間が30%短縮するという成果があったそうで、ただたんにCセグメントに詰め込んだというわけではないのが驚きです。
マツダはこういったことを愚直にやっているをみるたびに感心してしまいます。日本では導入されていませんが、これら技術が他のものにも影響していくと思うので、今後に期待したいですねぇ。