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「MX-30(マイルドハイブリッドモデル)」を見学してきました(内装編)【マツダブランドスペース大阪】

マツダ全般
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マツダの新世代商品第3弾「MX-30」
マツダブランドスペース大阪で展示が開始されたので見に行ってきました。

今回は「内装編」となります。

前回:「MX-30(マイルドハイブリッドモデル)」を見学してきました(外装編)【マツダブランドスペース大阪】

前回は、MX-30の外装に魅了されました。
見れば見るほど、知れば知るほど面白いモデルです。

さて、今回は内装です。

外装も特徴的ですが、内装も同じくらい特徴的です。
基本的なものはMAZDA3やCX-30と同じ構造であったり同じ部品が使用されていますが、レイアウトなどが異なっています。

シフトレバー周辺はかなり特徴的。

この台座のようになっている構造、結構高さがあって便利。
コマンダーコントロールやシフトレバーなどを操作する際に肘掛けに腕を置いた状態で操作すると、とても楽に動かすことが出来るようになっています。

そして、この特殊な形状なおかげで、様々な場所に「小物」を置くスペースが用意されていました。

ちょっとした隙間に「スマートフォン」を置いておくことができます。高さ的には完全に収納することは不可能でしたが、しっかりと固定はされているので、乗り込んでスッと置いて運転をするということもできそうで便利。

さらに下のフリースペースはかなりの容量があります。

ここなら色々なものも置いておくことが出来そうです。
MX-30って他のモデルと比べると、かなり収納スペースが増えていますよねぇ。

次に、シフトレバーのデザインも特徴的です。

欧州ではEVモデルとして発売されていますが、マツダは内燃機関搭載車で使用されているシフトレバーと基本的な構造を変えていません。これは素晴らしい判断だと思います。レバーも大きめで握りやすく、とても素晴らしいデザインですよね。

コマンダーコントロール周りは、他の第7世代モデルと同じです。

第7世代に搭載されているボタンのクリック感は堪りません。
いつまでも押していたくなる中毒性があります。

そして、MX-30の特徴のひとつ「コルク」も使用されています。

触ってみると非常にサラサラした感触で気持ちいい。
コルク特有の優しい手触りも感じることが出来ますし、耐久性もかなりありそうな雰囲気でした。実際の耐久性に関して聞いてみましたが、「特殊なコーティングを施しており、MAZDA6などに使用されている「本杢」と同程度の耐久性を有しているので安心してご利用していただけます」と回答を頂きました。

マツダ、こだわっていますねぇ。
このコルクはドアハンドル部分にも使用されています。

ドアハンドル部分を握った時に「あっコルク」という感じが堪らないんですよ。こういったところでマツダ車を所有する「特別感」を感じることが出来ます。

ただ残念なのが「後部座席のドアハンドル」にありません。

後部座席のドアハンドルはあまり利用することはなさそうですが、個人的にはここまで拘っていたら面白かったですねぇ。

手触りといえば、MX-30に使用されている「合成皮革」です。

最初は本革かと思って触っていました。
かなり触り心地が良い仕上がりとなっています。
この合成皮革が手に触れそうな部分に装着されているのが最高で、ずっと触っていたくなるクルマに変貌しています。

MX-30は環境がテーマにもなっているので、なるべく本革を使用しないよう設計されているそうですが、ステアリングホイールなどには使用されているそうです。

センターコンソール部分にもちゃんと収納が用意されています。

ドリンクホルダーの蓋を利用してセンターコンソールを完全に密封することも可能となっており、自分なりの使い方を模索できそうです。さらに収納部分にUSBやSDカードなどの差込口がないので、完全なる収納BOXとして利用できるのもGOOD。

USB差込口は外にあった方が便利ですよね。

そして、話題の「エアコン操作パネル」です。

物理ボタンとタッチスクリーンの組み合わせで、どちらでも同様な操作が可能となっています。色々と操作してみましたが、個人的には物理ボタンで操作した方が簡単だなと思いました。

タッチスクリーンは目視する時間がどうしても長くなってしまいますねぇ。ただ、車内に特別な雰囲気を演出してくれるアニメーションなどもあるので、これはこれであっても嬉しい機能だと思います。

この物理ボタンのクリック感も最高で「カチッカチッ」といつまでも押していたくなる中毒性の高いものとなっています。これだけでもマツダ車を選ぶ理由になりえそうです。

スピードメーターも「MX-30」仕様になっていました。

内燃機関モデルなので、タコメーターが設置されていたりしていますが、ちゃんとアニメーションはMX-30となっていました。

アクセルペダルなどのレイアウトは従来と同じ。

マツダ車の特徴てある「オルガンペダル」
操作しやすいですね。
これになれると吊り下げ式のが少し窮屈に感じます。

センターディスプレイ周辺は非常にサッパリ。

この部分の素材は他のマツダ車と同じようなものになっていました。ここら辺はフロントガラスの映り込みや直射日光などを考えると材質の選択肢はあまりないのかもしれません。

ここら辺に例の「プラスチック再生素材」なんてのがあったら面白そうなだなと思いましたが、そういったことばかりやってしまうとコストばかりかかってしまいますよね。

そして恒例の「マツコネチェック」です。

新世代マツダコネクトのバージョンは「03447」となっていました。これは開発車両専用なのかどうかはわかりませんが、近いうちに新世代マツコネのバージョンアップがありそうです。

次にドアです。

ドアには「プラスチック再生素材」が使用されています。
手触りも良く、とても温かみがある質感ですね。
窓下部分なんかはよく触る部分なので、こういった場所に配置されているのは非常にありがたいです。MX-30ってどこを触っても「気持ちいい」んですよ。

次に「後部座席」です。

狭いという先入観がありました。
実際に乗り込んでみると、あらびっくり、全然狭くありませんでした。

CX-30とそこまで変わらないと思います。
窓は少し小さめですが、頭がある位置に丁度窓ガラスが配置されているので圧迫感はまったくなく、非常に落ち着けるスペースとなっています。

乗り込みをする際にも、必ずしもシートを移動させる必要もなく、身長175cm前後の方ならスルリとそのまま乗り込むことが可能です。

かくいう私もスルリと乗り込めました。
そのままの座席位置で助手席に乗っても窮屈な位置にあるわけではなく、これならば助手席に人が乗っていても降りる必要はないみたいです。海外動画などで大柄な方が乗って「窮屈そう」に見えてしまっていたのを日本と同等に考えるのよくないですね、反省。

それと、後部座席でも「素晴らしい音質」を感じることが出来ます。これならば、MX-30の後部座席に乗って旅行とかしたいですねぇ。会話も弾むし音楽に酔いしれることもできそうです。

最後に「ラゲッジルーム」です。

EVモデルと比較すると、かなりスペースが確保されています。
床板を外すとかなりスペースがあるのが特徴的ですね。EVモデルではBOSEが四角い形状をしていましたが、マイルドハイブリッドモデルに関しては他のモデルと同様なデザインになっており、周りも収納スペースとして利用されています。

これならば、かなりの荷物を積み込むことが出来そうです。

以上です。
ブランドスペースの方ともじっくりお話することが出来ました。
とても親切に対応してくださったことに感謝です。
こういった施設が関東にもあればなぁと思いました。

間もなく発表される国内仕様の「MX-30」
これはかなり期待できるモデルとなっていました。
実車に触れてみないとわからないことだらけですので、ぜひ一度実車を見学されることをお勧めします。