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マツダが2021年3月期 第2四半期決算を発表、赤字が930億円に拡大

マツダ全般
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本日、マツダ株式会社が2021年3月期 第2四半期決算を発表しました。

情報元:【MAZDA】決算資料|IR資料

情報元はマツダ公式ページです。
2021年3月期 第2四半期決算累計実績は以下の通りです。

売上高: 11,158億円(対前年 35%減)
営業利益: △529億円
経常利益: △533億円
税引前利益: △752億円
当期純利益: △930億円

■グローバル販売台数 57万8千台(対前年21%減)
連結出荷台数 36万8千台(対前年41%減)
■売上高 1兆1,158億円(対前年35%減)
営業損失 529億円 当期純損失 930億円
■中間配当は見送り

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う操業停止などが影響した結果、なかなか厳しい実績になりました。ただ、マツダに関しては”為替”が強く影響しており、こちらが赤字拡大を大きくした原因の一つかもしれません。

通期の見通しは7月公表から変更はなし。
ただし、グローバル販売台数の試乗別内訳及び為替前提を見直すとのこと。

為替は1ドル=106円、1ユーロ=123円に見直し。
マツダはここ最近、為替に泣かされていますねぇ。

そして、気になるのは「日本市場で今度どうしていくのか」です。

プレゼンテーション資料には以下のスライドが用意されていました。

画像引用元:【MAZDA】決算資料|IR資料

これからの2年間では上記のような対策を行っていくようです。主に「新世代店舗への移行」と「販売店の従業員への投資」が行われるということですので、しばらくは内部の改善が引き続き行われていくみたいですねぇ。

「ONE MAZDA」を提唱していますが、それを実現させるためにも働く人たちの待遇が改善されなければ意味がありません。何かを求めるにはそれなりの対価が必要なので、マツダも販売店改革に本腰を入れていくようですねぇ。

この前、マツダ100周年グッズが販売店で先行販売されているということで、販売店に問い合わせた時に「100周年記念グッズを取り扱ってるし発売はしたけど取り寄せないとダメ、結構時間かかるからできればやめてほしい」という旨のかなり時間のかかった返答を頂きました。正直、あまり気持ちのいい返答でなかったのが残念です。

こういったのが改善されると良いですねぇ。

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