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マツダ藤原副社長が語る「欧州コンパクトカーの収益と環境規制」について

マツダ全般
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マツダは2021年3月期 第2四半期決算の発表しました。

そこで登場した「ヤリス(ハイブリッド)のOEM」について、マツダの藤原副社長が語っています。

情報元:マツダ、欧州でヤリスHV販売へ トヨタからOEM調達

情報元は「中國新聞(msnニュース経由)」です。
こちらでは、藤原副社長との電話会見での言葉が掲載されています。

トヨタからのOEM車は2022年3月までに導入する。電話会見した藤原清志副社長は「ヤリスのHVは競争力が高い。フランスで造られ(為替変動への)耐性もある」と説明。「最も小さい車で収益的にも日本から持っていくのは苦しい。収益と二酸化炭素(CO2)の規制対応の両面でいい話」と述べ、マツダ2との切り替えを示唆した。

引用元:マツダ、欧州でヤリスHV販売へ トヨタからOEM調達

マツダ的には収益的にも環境規制的にも、コンパクトカーを輸出するというのはかなり苦しいようです。そのため、より合理的にするためにもトヨタから「ヤリス(ハイブリッド)」の受給を選択したようですねぇ。

マツダは為替変動に苦しんでいます。
運の悪さもありますが、今後のためにもトヨタの手を借りて乗り越えていきたいところです。

また、MAZDA2の生産台数と販売台数(2020年3月期実績)は以下の通り。

画像引用元:【MAZDA】会社概況ダウンロード|会社案内

参考記事→マツダの会社概況で学ぶ、市場別の人気車種について

単独の国では「日本」が一番売られていますが、欧州というくくりでは日本に匹敵する台数が販売されているそうなので、人気がないというわけではありません。なので、藤原副社長の仰る通り、売れないということよりも輸出するコストや環境規制の対応などがマツダを苦しめているみたいですね。

欧州でヤリスをOEMした場合、MAZDA2として販売するのかどうかが気になりますね。日本ではまだまだ現役が続くと予想されますが、またまた気になることが増えてきました。

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