マツダのコンパクトカー「MAZDA2」
マツダは、欧州の環境規制に対応するためトヨタから「ヤリスHV」をOEM受給する予定ですが、藤原副社長はMAZDA2との両立が可能ではないかと発言しています。
情報元:EV時代に「どこで雇用を生むのですか」 マツダ藤原副社長 | 日経クロステック(xTECH)
情報元は「日経クロステック(xTECH)」です。
こちらには、マツダの藤原副社長がインタビューに答えており、欧州の環境規制やSKYACTIV-Xについてなどが語られていました。
私がこの記事を読んだ中で興味深かかったのが、トヨタからOEM受給する「ヤリスHV」と「MAZDA2」との関係についてです。藤原副社長曰く「両者の両立は可能ではないか」という考えをお持ちになっているそうです。
決算発表時には「OEM受給する」としか発表しておらず、それまではこれについての情報は一切ありませんでした。同じコンパクトカーのMAZDA2はどうなるのか?など個人的に気になっていましたが、藤原副社長的には”両立”を目指しているのかもしれません。
MAZDA2の主戦場はアジア地域です。
→マツダの会社概況で学ぶ、市場別の人気車種について
画像引用元:【MAZDA】会社概況ダウンロード|会社案内
次いで「日本」、そして次に「欧州」となっています。
そこまで欧州で人気がないというわけではありませんが、マツダ的にはコンパクトカーを欧州輸入するのには「なかなか収益的に厳しい」と以前発言していました。
→マツダ藤原副社長が語る「欧州コンパクトカーの収益と環境規制」について
なので、メインは「ヤリスHV」でガソリン車枠として「MAZDA2」を残して、両方を共存させる形で進めていきたいのかもしれませんねぇ。
となると、MAZDA2の生産終了などはなさそうです。
コンパクトカー好きとしては少し安心しました。MAZDA2も新世代へ移行するまでの辛抱ですので、それまでにトヨタヤリスHVには頑張ってほしいですねぇ。