日本でも自動車の電動化の流れが押し寄せています。
2021年度税制改正大網におけるクリーンディーゼル車減税見直しについて、マツダの見解についてです。
情報元:マツダ、クリーンディーゼル車減税見直しで影響不可避 迫られる電動化 得意技術どう活用 | 中国新聞
情報元は「中國新聞」です。
こちらには、最近話題の減税見直しについてが書かれてますんですが、その中にマツダ幹部の発言がチラホラ書かれています。
- ディーゼルエンジンは今後も必要なので、改善を続ける
- 減税が小さくなっても影響は限定的
- 当初の考えよりも電動化のスピードを早める必要がありそう
名前が挙げられていないので、信憑性については微妙なところですが、今回は本当であると仮定してのお話です。
かなり冷静に見ているようです。
マツダは、減税見直しが一定数影響を受けることは間違いないのですが、それでも「軽油の安さ」などのトータルで見た時にそこまで影響はないと考えているようです。確かに、車両価格が跳ね上がったり即刻販売禁止になるというわけではないので、かなり限定的な影響にとどまりそうな気がします。
ただ、日本でも2030年問題などが登場したことにより、電動化の波は予想よりもかなり早く来そうな感じがしていますので、マツダとしても「さらに早める必要がありそう」という認識をしているようです。
2022年にはロータリーエンジンレンジエクステンダー、その後ラージアーキテクチャ(プラグインハイブリッド)などが登場する予定ですが、既存車種の電動化などに関しても、よりスピード感ある電動化が行われていくのかもしれませんねぇ。
欧州では着々と電動化が進んでいます。
→2021 MAZDA3(ベルギー仕様)で「SKYACTIV-D」がなくなる
この波にマツダはどのように生き残るのか。
今後に期待したいですねぇ。