マツダの新世代商品代1弾「MAZDA3」
オーストリアの100周年を記念するモデルの「MAZDA3」についての装備内容などが掲載されました。
前回:ポーランドとオーストリアの「マツダ100周年記念モデル」の装備詳細について
前回、海外の「マツダ創立100周年記念モデル」についての詳細を知りました。
その時には、オーストリアのMAZDA3のみが掲載されていませんでしたが、日を改めて覗いてみると、いつのまにか掲載されていました。
情報元は「マツダオーストリア」の公式ページです。
こちらのコンフィグレーターにて、MAZDA3の「EDITION 100」が掲載されています。
画像引用元:Mazda | Konfigurator
装備内容は以下の通り。
- SKYACTIV-G 2.0(150PS)
- 18インチダークグレー塗装ホイール
- シートヒーター付き
- LEDデイライト、LEDウインカー、LEDリアライト、ヘッドライトクリーニングを備えたLEDヘッドライト(ALH)
- フロントガラス投影型ADD
- 12スピーカー(BOSE)
- フレームレスバックミラー
- オートエアコン
他の車種と比べて大きく違うのが、搭載エンジンです。
2020年モデルにおいて、欧州各国で追加されている「SKYACTIV-G 2.0(150PS)」が専用エンジンとしてラインナップされています。他国では、通常モデルで選べるのですが、オーストリアでは「EDITION 100」のみのようですねぇ。
この「SKYACTIV-G 150PS」は、従来の122PSとこんな感じらしいです。
SKYACTIV-G 2.0 | 122(90)PS(KW) | 150(110)PS(KW) |
0-100km/h 加速 | 10.4秒 | 9.1秒 |
トップスピード | 197km/h | 206km/h |
オーストリアのコンフィグレーターでも謳っている通り「加速」が改善されているので、よりスポーティな外見とマッチしています。最近のマツダに足りていないものとしてよく取り上げられるので、少しずつ歩み寄りをみせています。
今後、北米ではMAZDA3とCX-30にはSKYACTIV-G 2.5Tが搭載されるという話もあるので、すこしずつ「モアパワー」の要望に応えていくのかもしれません。ただ、マツダはスモールプレーヤーと自称しています。なので、欧州のCO2排出規制の影響は非常に大きなものとなってのしかかってくるので、こういった方向性に関しては非常に慎重に行っていかなければなりません。
難しいところですねぇ。
今後、どのような舵取りをしていくのか楽しみです。