マツダの新世代商品群「第7世代」
現在第3弾まで登場していますが、それらの燃費を比較してみたいと思います。
前回:マツダが2020年商品改良「MAZDA3」を正式発表、SKYACTIV-XとSKYACTIV-Dの出力が向上
前回、2020年商品改良MAZDA3が正式発表され、SKYACTIV-XとSKYACTIV-Dに対しての出力向上などが実施されました。
そこで気になるのは、出力向上モデルの「燃費」です。
発表当時は「未定」となっていたSKYACTIV-DやSKYACTIV-Xの燃費が公開されていたので、他の新世代商品群である「CX-30」と「MX-30」と一緒に一覧にしてみました。
※数値は、各モデルの諸元表(2020年12月14日現在)を参考にしています
※数値は全てWLTCモードの総合燃費を表記しています
私が調べた時点では「MAZDA3 20S MT(2WD)」のみ燃費が未定と表記されていましたが、それ以外については全て表記されていました。
出力向上したSKYACTIV-Xでは燃費は16~17km/Lとなっており、市街地モードでは12~13km/Lになるそうです。燃費の数値だけを見るとそこら辺のクルマと変わりませんが、他のクルマと比べて「乗り味」が圧倒的に異なるのが最大の特徴と言えます。マイルドハイブリッドも搭載されているので価格はそれなりですが、クルマの乗り味を何よりも大事にする人にとっては相性がいいのかもしれませんねぇ。
そして、SKYACTIV-Dの燃費は20km/L近辺となっていました。軽油はガソリンと比べるとお安いので、20km/Lくらい出てくれると非常にお財布に優しいですねぇ。
SKYACTIV-X搭載モデルとMX-30(マイルドハイブリッドモデル)を比較すると、SKYACTIV-X搭載モデルの方が燃費が良いというのもなかなか面白い。
以上です。
マツダ車の新世代商品具に関しては、燃費で比べるとそこまで大きな差はありませんでした。そうなると、燃費をそこまで気にして車格を決める必要がないというのは消費者にとってはめりっとかもしれません。ただ、個人的にはトヨタや日産などの圧倒的燃費を見てしまうと物足りなく感じてしまうので、そのほかの魅力でどれだけ顧客を増やせるのかがマツダにとっては重要なのかもしれません。