マツダがつくるクルマは単なる道具ではありません。
マツダが思い描くクルマの姿について、前田氏が語っています。
情報元:創業100年、受け継がれるチャレンジ精神でさらなる100年へ挑む マツダ株式会社 常務執行役員 前田育男 – Premium Japan
情報元は「Premium Japan」です。
こちらには、マツダの常務執行役員である前田氏がインタビューに答えているんですが、その中の一節にとても興味深い内容が書かれていました。
「乗ると大きなスクリーンがあって、話しかけてきたり、いろんな情報が画面上に出てくる車も多いですよね。でも我々の車は、どちらかといえば機械からの余計なインフォメーションをシャットアウトして、普通に車と対話できるモノづくりをしています。例えばロードスターのホロを上げて走れば、気持ちいいと感じる。そういうことがとても豊かで幸せな事だと思うんです。こちらから情報を押しつけるのではなく、もっと自然に車を楽しんで欲しいと考えています」
引用元:創業100年、受け継がれるチャレンジ精神でさらなる100年へ挑む マツダ株式会社 常務執行役員 前田育男 – Premium Japan
私もこの考え方に感銘を受けました。
確かにハイテクで効率的なものを突き詰めた方が便利なんですが、その中にも「あえてシンプル」にしているものがあってもいいはずです。そのシンプルさがとても気持ちが良く、私はマツダのファンとなった経緯があるので、これを読んでマツダの考え方というのはブレていないんだということが再確認できました。それに、情報を押し付けられると嫌になっちゃうんですよね。
ヒトって結構ブレブレ。
個人がブレブレなので、会社なんてもっとブレブレになっていくんですが、マツダはそういった事に関しては本当にブレることがありません。これは本当に大事なことで、一つのブランドを確立するためには必須なことだと思います。
最近、私自身もマツダ車は他社と比較することは少なくなりました。マツダはマツダ、他社は他社の個性がある中、その中でマツダが好きというのは人類全員そうなることはあり得ませんので、好きと言ってくれる人に対してどこまでマツダ魂を貫けるのか、将来に期待したいですねぇ。