マツダの新世代商品第2弾「CX-30」
以前、燃料給油口のフタが変形するという不具合が発生していましたが、実際にその現象が起こっている物を調べてみました。
前回:MAZDA3, CX-30の燃料給油口キャップの変形は「排水性の問題」
前回、MAZDA3とCX-30において燃料給油口のフタが変形するという現象を学びました。
この現象が海外モデルでも実際に起こっているらしく、海外フォーラムでは実際の画像が掲載されていました。
情報元:Service cost plus new, important TSB | Mazda CX-30 Forum
掲載されている画像を見ると、かなり浮き上がっていしまっているのが確認できます。これは確かに目視でも確認できる現象ですねぇ。排水性の問題でここまで変形してしまうのには驚きです。
そして、この現象の対策としてフタにスリットを入れるという対策が施されており、その違いが以下の通り。
画像引用元:Service cost plus new, important TSB | Mazda CX-30 Forum
左:対策前
右:対策済
樹脂部分下部に長方形のスリットがあるのが確認できます。これにより排水性が確保されるようになり、情報元で掲載されている画像のような変形は起こらなくなるそうです。ちなみに、2020年、2021年モデルにはこの対策済み品は標準で搭載されているみたいですね。
以上です。
こうした細かい部分も気を付けなければいけないので、車を造るって大変なんですねぇ。