マツダの新世代エンジン「e-SKYACTIV X」
既存車向け更新サービス「MAZDA SPIRIT UPGRADE」で2020年商品改良モデルと同等の性能改善が行われるので、その詳細についてを調べてみました。
情報元:e-SKYACTIV X | 大阪・関西でマツダ車のご用命は大阪マツダ販売株式会社へ
情報元は、大阪マツダ販売株式会社です。
こちらには、納車済みの初期型MAZDA3、CX-30に提供される「制御プログラムの更新」の詳細な内容が掲載されていました。
●SKYACTIV-Xの現行車同等への性能改善
- エンジン:トルク・出力の向上、制御の最適化(最高出力:190PS/6,000rpm 最大トルク:240N・m/45,000rpm)
- 動力伝達装置:AT変速機制御の最適化、過回転制御回転数の変更
- アクティブエアシャッター開閉の精密制御化(ダイナミクス性能の進化)
- GVCアクティブエアシャッター協調制御の追加(GVCとアクティブエアシャッターを協調制御し一貫した応答を維持)
- スポーツモードGVC追加(スポーツモードにした際にGVC制御量を変化させよりダイレクトなステアフィールを実現)
- エンジン出力向上に伴うi-ACTIV AWDの進化(駆動トルク増加と応答性に伴い、より回答性が向上)
●MRCC/CTSの制御改善
とても詳細に書いてくれています。
単にエンジン出力の向上だけでなく、GVCやアクティブシャッターの制御を改良して車両全体で乗り心地の進化を成し遂げているようです。ソフトウェア更新だけでもかなり期待できそうな内容ですねぇ。
しかも、これが既に購入済みのオーナーでも「無償」で提供されるのが本当に素晴らしいですねぇ。こうした取り組みがマツダの目指す「プレミアムなブランド」を実現させていくのかもしれません。
MAZDA3及びCX-30のSKYACTIV-X搭載モデル中古車などの価格も上がりそうです。