マツダの運転支援システム「MAZDA CO-PILOT CONCEPT」
その詳細について明らかになっているのでまとめてみます。
情報元:マツダ「CO-PILOT CONCEPT」、2022年にFRラージ商品群から導入を開始 – 価格.comマガジン
情報元は「価格.comマガジン」です。
こちらには、報道陣向けに行われた「MAZDA CO-PILOT CONCEPT」の説明会の様子が掲載されており、その中に詳細についてが記載されていました。
- 技術試作車は「MAZDA3 FASTBACK」
- 車両にカメラが12個、前方の中長距離検知用の77GHz帯域ミリ波レーダーが1個、短中距離検知用の24GHzミリ波レーダーが車載四隅に4個、車両の周囲に超音波センサーが8個搭載されている
- ルームミラーの前部には三眼カメラ(長距離は100mほど前方を検知)
- ドライバー監視用カメラはi-ACTIVSENSEと同じカメラを使用
- ソフトウェアを改良でドライバーの姿勢の崩れ方などを検知
- 高速道路などでは最大走行時間は約3分間が限度
- 一般道の場合は約1分間が限度
- 同乗者が操作できる「緊急停止ボタン」も設けられている
- 「MAZDA CO-PILOT CONCEPT」は自動運転レベルという考え方を持っていない
「MAZDA CO-PILOT CONCEPT」に関する詳細が色々と登場してきました。試作車は「MAZDA3」ということで、現時点で新世代商品群はスモール群しか登場していませんので、これにあまり意図はないのかもしれません。
このシステムを搭載するにはかなりのカメラとセンサーが搭載されています。単純にハードウェアの追加が行われていることを考えると、この「MAZDA CO-PILOT CONCEPT」が全モデルに搭載される2025年には、けっこう車両本体価格が上昇しているかもしれませんねぇ。
マツダはこのシステムを「自動運転レベル」で考えていません。
あくまでもクルマは「人」が運転するものだという考え方はブレていないみたいですので、このシステムは本当に緊急時のみのようですねぇ。