マツダポーランドが2021年の販売実績を発表していました。
それによるとSUVシェアは「74%」だそうです。
情報元:Mazda podsumowuje 2021 rok w Polsce
情報元は、マツダポーランドのニュースリリースです。
こちらに書かれている内容は以下の通り。
- 新車納車台数は7,409台で、前年比49%増となった
- 2022年前半に実現する新車の受注回収台数が3000台に迫っているのも印象的
- 2021年のポーランドにおけるSUVモデルシェアは過去最高の74%を記録
- 3257台を売り上げた不動のトップは「CX-30」(総販売台数の44%を占める)
- ポーランドにおけるマツダのフラッグシップSUVであるCX-5は1497台が販売された
- 3位には、801台を販売したMazda3がランクイン
- 4位はCX-3で、2021年の登録台数は741台(欧州での販売は終了)
- Mazda6の販売台数シェアが9%を超え、738台で5位
- 「MX-30」は221台、「ロードスター」の103台、「デミオ」の51台
- 今年は「CX-5 2022」「MAZDA2 HYBRID」や新フラッグシップSUV「マツダ CX-60」が控えている
ポーランドで、どのマツダ車が人気なのかがよくわかります。ランキングをわかりやすくしてみると以下の通りです。
1位:CX-30
2位:CX-5
3位:MAZDA3
4位:CX-3
5位:MAZDA6
6位:MX-30
7位:ロードスター
8位:MAZDA2
新世代モデルの主力である「CX-30」が狙い通りの1位となっています。グローバルでトップの「CX-5」より人気というのが面白いですねぇ。
MAZDA3もとても健闘しています。
SUV全盛期の中、ここまで上位に食い込めるのは商品の質が高いからなのかもしれません。
そして、欧州では販売終了となる「CX-3」が4位にランクインしていました。今でもそれなりに人気があるんですが、販売終了は非常に残念ですねぇ。MAZDA6も5位なのが意外。
個人的に衝撃的なのは「MAZDA2」が最下位ということです。一昔前は欧州ではコンパクトカーである「MAZDA2」が人気だったという印象でしたが、今では51台と2桁という寂しい結果となっていました。ただ、今後もMAZDA2 HYBRID(ヤリスのOEM)と併売するみたいですので、どうなっていくのか気になるところです。
そして最後に「フラグシップSUV」について触れていました。
欧州での新たなフラグシップSUVモデルは「CX-60」とマツダポーランドの広報担当が発言していました。ついにフラグシップSUVが入れ替わると思うと胸が熱いですねぇ。
ただ、ちょっと気になるのが「MX-30(ロータリー)」の名前が出てきていないことです。北米でも名前が消えてしまいましたし、果たして本当に2022年に投入されるのかどうか、少し心配になってしまいます。