マツダの新世代ラージ商品群第1弾「CX-60」
新開発の「8AT」が搭載されているそうですが、特徴としてトルクコンバーターを使用していないそうです。
前回:マツダの48Vマイルドハイブリッドシステムの名称は「M HYBRID BOOST」
情報元は、前回同様です。
マツダの新開発された「8AT」についても解説されていました。
- トルクコンバーター式トランスミッションと同様にプラネタリギアとマルチプレートクラッチで変速する
- ただし、入力クラッチとして油圧コンバーターを使用しない
- マルチプレートクラッチと統合された電気モーター/ジェネレーターを備えています
- トルクコンバーターをクラッチに置き換えることにより、エンジンとモーターのトルクが伝達される
- また、クラッチの摩擦伝達や冷却機能を進化させることで、スムーズな発進と高効率化を実現
- e-Skyactiv PHEVは、ガソリンエンジンと電気モーターの独立したパワーミキシングを可能に
- 独自開発のの8速トランスミッションはコンパクトなデザインでパワートレイン全体の最適なレイアウトにより、トランスミッショントンネルを小さくし、ペダルボックスのスペースへの影響を最小限に抑え、理想的なドライビングポジションを実現
■ギア比(2.5 E-SKYACTIV PHEV 327PS 8速オートマチックAWD)
ギア | 1st | 2nd | 3rd | 4th | 5th | 6th | 7th | 8th | Reverse | Final gear |
比 | 5.258 | 3.303 | 2.129 | 1.705 | 1.3 | 1 | 0.822 | 0.628 | 4.034 | 4.444 |
マツダの独自開発だそうです。
ラージ群に採用ということですが、今後スモール群にも採用されてくれると嬉しいですが、これはやっぱり難しいのでしょうか。
今まで「6AT」で突き進んできましたが、ついに新型トランスミッションが登場となりました。これにより燃費向上や乗り味の改善などが良くなりそうですねぇ。ちなみに全モデルに「KPC」が採用されているということで、逆に考えると「ロードスター」も8ATになる可能性はありそう。
とにかく、乗り味が気になりすぎです。