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e-SKYACTIV D 3.3は「Euro7 規制」を満たし「SCR触媒」を搭載で「おそらく最後の世代の内燃機関」

マツダ全般
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マツダの次世代ディーゼルエンジン「e-SKYACTIV D 3.3」

その詳細についてです。

情報元:Inline diesel ‘six’ to meet Euro7 rules: Mazda | GoAuto

情報元は「GoAuto」です。
こちらでは、マツダヨーロッパR&Dセンターの技術開発担当シニアマネージャーであるJoachim Kunz氏がAutomotive News Euroのインタビューを受けている内容が掲載されていました。

  • 欧州向けの新しいディーゼルエンジンはEuro7排出基準を満たしている
  • このエンジンは「おそらく最後の世代の内燃機関」
  • 3.3リッターエンジンを搭載しているということは、トルクとパワーを安全に確保したいということ
  • NOx排出量を低くするには、燃焼温度を低くする必要があり、エンジンを大きくすると温度が低くなる。これは、熱損失の削減とNOx排出量の削減の両方に役立つので、よりシンプルな後処理システムを実現できるようになる
  • 選択的触媒還元(SCR)システムを組み込む予定
  • 触媒の力を借りて、より尿素(Adblue)の補充の頻度が少なくなる

CX-60に搭載される「e-SKYACTIV D 3.3」について、マツダヨーロッパの方がかなり詳しい説明をしています。ヨーロッパの厳しい環境規制などにも対応しているそうで、かなりの力の入れ具合ですねぇ。

ただ、気になるのは「おそらく最後の世代の内燃機関」という発言です。マツダはまだまだ内燃機関の可能性を信じていますが、それでも「内燃機関の終わり」というのは考えているのかもしれません。

ただ、スペックといい、環境規制を満たすほどの高性能にはより楽しみになってきました。