マツダの広島本社にある「マツダミュージアム」
リニューアルオープンしたので、見学してきました。
2022年5月。
遂にリニューアルされたマツダミュージアムがオープンしました。流行病の影響もあり、マツダ創立100周年には間に合いませんでしたが、やっとですねぇ。
わたしもずっと行きたいと思っていたので、さっそく行ってきました。
マツダミュージアムについてはこちら
→【MAZDA】マツダミュージアム|企業
集合場所は「マツダ広島本社ロビー」でした。
そこから専用バスに乗って工場の敷地内にあるミュージアムに向かいます。以前に工場内に入ったのは「MAZDA OPEN DAY」以来ですので懐かしい。
ミュージアムの場所は以前と変わりありません。
ただ、リニューアルされただけあって内装は大幅に変化していました。
とてもお洒落。
最近のマツダの「黒」を基調にされており、とても洗練された空間となっていました。さらに1階ロビーでも展示車が複数台ありました。
展示車両は以下の通り。
- NDロードスター(100周年特別記念車)
- CX-5(SPORTS APPEARANCE)
- MAZDA3 SEDAN
- CX-30
- MX-30(100周年特別記念車)
本社ロビーに展示されていない特別なモデルをここで見学することが出来ました。ここだけで最高ですねぇ。特に私は「CX-5(SPORTS APPEARANCE)」を写真撮影する機会がなかったので、とても嬉しかったです。
ブラックなシグネチャーウイングとボディ下部の樹脂部分が光沢仕様になっているのがかっこいい。光沢感があるだけでとても雰囲気が高級車チックになるのが不思議ですよねぇ。
さて、さっそく見学ツアーの開始です。
今回はリニューアル後すぐということで、館長などの挨拶がありました。色々と熱い想いを語っておられ、とてもマツダ愛が強い方でしたねぇ。
次に、2階へ進みます。
まずは、マツダの原点からの説明が始まります。
マツダの創業者の貴重な写真が展示されています。
インターネットなどでは何度も見たことがありますが、こうして生で見ることができるのは大変貴重な機会だと思いますねぇ。
さらにこちらでは、マツダの歴史に沿った順で様々な車両が展示されていました。
マツダ往年の名車たちを目の前で見ることが出来ました。
私はマツダは3代目アクセラで一目ぼれしてからファンになりましたが、こうした昔の車両を見ていると3代目アクセラのデザインの礎となるものがあるように思えます。
ロータリーエンジン搭載車も多数展示されており、ここでおもしろい話を聴くことが出来ました。
→「MX-30 e-SKYACTIV R」は12月頃に登場予定らしい
こちらでは語りませんでしたが、とある部分は「接続部」だそうです。発電用ロータリーエンジンと駆動部分?を接続するのに時間がかかっているみたいですねぇ。
そして「モータースポーツ」車両も展示されています。
ル・マンのトロフィーなども展示されていたりとマツダのモータースポーツの歴史を学ぶことが出来ました。以前よりもしっかりとしたスペースとなっているのが印象的ですねぇ。
そして、次は「現行モデル群」です。
マツダの快進撃の始まりとなった「CX-5」や「アテンザ」、そして「NDロードスター」が展示されています。私もここ辺りからマツダを知り始めました。
こちらも間近で車両を見学することができます。
私のお気に入りは「アテンザ」のリアデザインです。
このシルバー部分が「刀」のようなカッコよさがありますよねぇ。
とっても好き。
次に「マツダの技術」に関するエリアです。
こちらも色々とリニューアルされており、マツダの新世代エンジン「SKYACTIV-X」も展示されていました。
SKYACTIV-G、SKYACTIV-D、SKYACTIV-Xが並んでいるはなかなか貴重ですねぇ。こうしてみると「SKYACTIV-X」がとっても大きい。
ちなみに「e-SKYACTIV」は今後展示予定だとか。
今後は「e-SKYACTIV」のラインナップが増えていきますので、遠い未来では内燃機関は少し前のエリアでの展示となって「過去のもの」になってしまうんですかねぇ。
それと衝突実験車両は以前は「CX-5」でしたが、今回は「CX-30」に変更されていました。
フロントはぐっちゃぐちゃになっていますが、運転席などはしっかりと守られているのが確認できます。さらに今回、特別にドアを開けてくれました。
あれだけの損傷でも「しっかりとドアを開けることができる」ようにしているのがこだわりだそうです。さすがマツダの安全性能は優秀なだけあります。
他にも、CX-30のデザインスケッチなどの貴重な展示がされていました。
これらは全て普段なかなか見ることができないものばかり。
個々だけでも来てよかったなと思いますねぇ。
次に「工場ライン見学」です。
ここから先は撮影禁止のため、写真はありません。
以前来た時とそんなに変化はありませんでしたが、クルマが組み立てられていく過程をみるのは本当に面白いですねぇ。何時間見ていても飽きません。
それと「港」も見ることが出来ました。
港では、ジルコンサンドメタリックなMX-30などなど、これから投入予定な車両なども見ることが出来ました。
→「CX-60」と「MX-30(ジルコンサンド)」の実車を見てきました
そして、次は「未来のクルマ」エリアです。
こちらは後編でお伝えいたします。