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MAZDA3(SKYACTIV-X搭載)を試乗させて頂きました。

マツダ関連

マツダの新世代商品第1弾「MAZDA3」
ついに新世代エンジン「SKYACTIV-X」搭載モデルが国内投入されました。
そんなMAZDA3 SKYACTIV-X搭載モデルを試乗させて頂きました。

マツダの新世代エンジン「SKYACTIV-X」
一体どんな乗り味なのか気になっていました。
某日、ひょんなことから試乗する機会があったので、さっそく体験させて頂きました。

今回試乗したモデル

▼車名/モデル(グレード)
MAZDA3 SEDAN (X L Package)

▼駆動方式
2WD/6AT

▼ボディカラー
ソウルレッドクリスタルメタリック

SKYACTIV-Xオーナメントが眩しいですねぇ。
私の一番好みな組合せです。
セダンにソウルレッドクリスタル、最高です。
そして、専用装備「フロントバンパーロアベゼルクロームメッキ」が加わることで、MAZDA3のセダンモデルはより一層カッコよさが際立ちます。

まるで「VISION COUPE」のようですね。
素晴らしいの一言です。
他にも、SKYACTIV-X搭載モデルの専用装備として「マフラーカッター大経」も装備されています。

他のモデルよりも大口径で、意外と目立ちます。
これが装備されるとよりスポーティさが増しますねぇ。
これもSKYACTIV-X搭載モデルには必須な気がします。

試乗した感想

▼前提条件
直近で試乗したモデルは以下の通り。

  • MAZDA3 SEDAN (SKYACTIV-G 1.5)【レンタカー】
  • MAZDA3 SEDAN (SKYACTIV-G 2.0)
  • MAZDA3 SEDAN (SKYACTIV-D 1.8)
  • CX-5 (SKYACTIV-G 2.5T)

試乗前のSKYACTIV-Xの個人的印象は、「ディーゼルのようにワイルドに」「ガソリンターボのような運転の楽しさ」を味わえる夢のようなエンジンと勝手に想像していました。

▼試乗について

今回は、一般道を20~30分ほどかけて試乗させて頂きました。
コースは、主に街中で多少の坂道がありました。
イメージとしては「街中での日常使い」といった感じでしょうか?
それらを踏まえての試乗です。

エンジン始動について

エンジン始動は、とても大人しい印象でした。
通常のガソリンエンジンなどと何が変わったのかと言われるとそこまで大きな変化はありませんが、高級車に乗った時のような静かででいて「よし、走るぞ」という気持ちにさせてくれる絶妙なサウンドです。

ちなみに、試乗車の燃料は「ハイオク」が入っているそうです。
レギュラーガソリンでも試せると嬉しいですねぇ。

発進について

動き出しは非常にスムーズ。
アクセルを踏むと、SKYACTIV-Dのようなワンテンポ遅れた反応ではなく、ガソリンエンジンのようなスムーズな発進をすることが出来ました。
踏むとその分加速していきます。
信号待ちなどの停止した状態から、少し強めに踏むとグッと力強さがでるのが、SKYACTIV-G 2.5Tと似ている気がします。

アイドリングストップからの復帰も非常に素早く、オートホールド付き電動パーキングブレーキとの連動のおかげでアクセルを踏むだけで発進できるのは非常に楽です。
SKYACTIV-Xには「M Hybrid」が搭載されていますが、搭載されていると実感はあまりなく、非常に自然なフィーリングでした。

加速について

動き出し後の加速も滑らか。
アクセルを踏めば踏んだだけ、スゥーっと加速していきます。
気持ちいい。
氷上を走っているかのようですねぇ。
SKYACTIV-D 2.2のような劇的な驚きはありません。
その代わり、非常に滑らかな走り過ぎて、気づいたら速度が出ていることが多く、ADDで常時速度を気にしていないとどんどん加速していきそうほど。
どこまでも加速していくこの感じ、癖になりそうです。

それだけ上質な走りを体験できるので、正にマツダの提唱する「美しく走る」を体現しているエンジンだと感じることが出来ます。
上り坂なども全く苦になりません。
あまりに変化がないので、物足りなさを感じるほどです。
これこそ、優等生。
なんとなくですが、自分の運転が上手くなった気にさせてくれます。

SPCCIが作動しているのをセンターディスプレイで確認することが出来ますが、正直稼働しているかどうかは体で感じることは一切ありませんでした。
画面の色が変わった時に初めて「あっ今なんだ」と思う程度です。

室内騒音について

室内での騒音についてです。
正に「自然体」と言った方がいいでしょうか。
電気自動車のような静かさではなく、五月蠅過ぎない、程よいエンジンサウンドが聞こえます。そして、上り坂などで少しアクセルを踏み込んだ時は重低音が鳴り響き、気持ちのいい運転をさせてくれました。
ロードノイズも気にならない程度ながらも路面状況を把握できるので、自分が今どういった状況下で走行しているのをリアルタイムで判断することができ、クルマとの人馬一体感を味わうことが可能です。

総評

総評として、マツダの新時代を感じることが出来ました。
1.5Lガソリンエンジンは普段使いできる元気な子、1.8Lディーゼルエンジンは長距離や山道で乗りたくなる力持ち、そしてSKYACTIV-Xは1.5Gと1.8Dのメリットと「上質さ」を兼ね備えた優等生と私は感じました。
これは、確かに新世代商品のデザインなどに相応しいエンジンです。
商品としての完成度も非常に高い。
マツダが、突然提唱した「美しく走る」の意味がなんとなくわかったような気がします。

今後、登場するすべての新世代商品にこの「SKYACTIV-X」が搭載されることによって、間違いなくマツダのブランド力が向上すると思います。

気になる点

マツダの新世代エンジン「SKYACTIV-X」
非常に素晴らしいエンジンでした。
商品としての完成度は流石マツダです。
ただ素晴らしすぎるが故に、気になる点もありました。

優等生過ぎるが故に「驚き」がない

藤原副社長も某メディアのインタビューで仰っていました。
「MAZDA3は非常に優等生」
それ故に、CX-5 SKYACTIV-D 2.2のような「驚き」がないので、それを期待して乗ってみると「あれ?意外と普通だ」というギャップを感じるのかもしれません。
ギャップって大変重要な要素だと思っています。
この「ギャップ」は、良い方、悪い方の両方に転がっていく可能性はありますが、非常に人を惹きつける力を持っています。
大事にしたい要素ですね。
今回のMAZDA3 SKYACTIV-Xは、良い意味でギャップがない、評判通りの「優等生」だなと感じたからこそ、少し物足りなさを感じたかもしれません。

個人的には、SKYACTIV-Xが「マツダの新世代のスタンダード」と大々的に謳ってSKYACTIV-G 2.0の後継モデルとして登場したら驚きもありましたし、「この質感がマツダのスタンダードなのか…!」という衝撃が走り、CX-5の時に起こったブームが再燃した可能性もあったのかなぁなんて思ったりします。

現実ではSKYACTIV-Xは最上位モデルとしての役割を担っています。
全く新しいエンジンなので、最量販モデルにしてしまうと色々とリスクが高いですし、最上位モデルにして様子を見ながらやっていくのが最善策だと思います。
マツダとしても、慎重を期しているのではないかと思ったりしています。
ここら辺の問題は難しいですねぇ

SKYACTIV-Gとの価格差をどう訴求していくのか

MAZDA3はSKYACTIV-Xが搭載されたことによって、より上質さが増しました。しかし、そのメリットをどう伝えていき、価格に見合ってると思わせるかが焦点になってくるのかもしれません。
凄く良いエンジンですが、価格を考えると少し躊躇してしまうかもしれません。
燃費も劇的に良いわけではありませんし。

私は正直、この上質さを売りにするならば「MAZDA6」の方が似合っているのではないかと初めは思いました。
けれど、MAZDA6はラージ群。
新世代商品第1弾がスモール群のMAZDA3だったので、最上位モデルとして300万を超える価格帯になり、第6世代MAZDA6と価格帯が被ってしまっています。

※2020年商品改良CX-5発表時点での価格

そうなってくると、新世代ラージ群投入延期が重なってしまった第6世代MAZDA6の立場が狭くなってしまいそうな気がしていましました。
ここら辺が今後どうなっていくのか、気になりますねぇ。
第6世代に新世代技術をどんどん取り入れていくと仰っていたので、そこに期待です。

終わりに

SKYACTIV-Xは素晴らしいエンジンでした。
色々と気になる点を語りましたが、正直、ただの個人的な戯言です。
きっとマツダの考えがあって行動しているのでしょう。
なので、もっともっと私たちを驚かせてくれるに違いありません。
CX-30のSKYACTIV-Xも気になりますしね。
SUVの場合だと、どんな乗り味に仕上げているのでしょうか。
そして、今後発表されるラージ群。
これらが、マツダのイメージをガラッと変える起爆剤となりそうですね。
非常に楽しみです。
密かに応援しながら待つことにしましょう。

オマケですが、マツダの新型EV「MX-30」
某販売店で話を聴いたところによると来年発売だそうです。
100周年記念で登場するのでしょうか?
これも楽しみですねぇ。

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