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マツダが「型式指定申請における不正」を正式発表、現行車は「ロードスターRF」と「MAZDA2」、過去車は「アクセラ」と「アテンザ/MAZDA6」

マツダ全般
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本日、マツダ株式会社が認証不正問題についてを正式発表しました。

対象となる車両は、現行生産車は「ロードスターRF」と「MAZDA2」、過去生産車は「アクセラ」と「アテンザ」と発表されました。

情報元:MAZDA NEWSROOM型式指定申請に関する国土交通省への調査報告について|ニュースリリース

情報元は、マツダ公式ニュースリリースです。
こちらでは、本日国土交通省が発表した型式指定申請における不正問題について、マツダが行っていた不正行為についてをマツダ自身が発表していました。

■不正の概要

(1)過去生産車3車種について、衝突試験における試験車両の不正加工
前面衝突時の乗員保護に対する認証試験において、エアバッグを車載センサーの衝突検知による自然起爆ではなく、外部装置を用いて時間指定で起爆させた試験実績がありました。

▼アテンザ
(商品改良モデル) 日本
生産時期:2014年11月~2018年4月
▼アクセラ
(商品改良モデル) 日本
生産時期:2016年8月~2019年2月
▼アテンザ/MAZDA6
(商品改良モデル) 日本
生産時期:2018年4月~2024年4月

(2)現行生産車2車種について、出力試験におけるエンジン制御ソフトの書換え
ガソリンエンジンの原動機車載出力に対する認証試験において、量産車両と同一状態のエンジン制御ソフトにより出力試験を行うべきところ、点火時期補正機能の一部を停止させた制御ソフトによる試験実績がありました。

▼ロードスターRF
(商品改良モデル) 日本
生産時期:2018年6月~
▼MAZDA2
(1.5Lガソリンエンジン搭載 商品改良モデル) 日本
生産時期:2021年6月~

現行生産車は「ロードスターRF」と「MAZDA2」となっており、過去生産車は「アクセラ」と「アテンザ/MAZDA6」となっていました。マツダの象徴でもある「ロードスター」で不正をやっていたのはちょっと驚き。

マツダもエアバッグの衝突検知を「外部装置を用いて時間指定で起爆させた実績がある」そうです。これはダイハツでも悪質だと言われていましたが、マツダもやっていたんですねぇ。

現行生産車は「出荷を5月30日より一旦停止」しているそうです。
ロードスターRFはただでさえ納期が長いのに、これでさらに納期が延びていくことになりそうですね。

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