マツダの新世代商品第2弾「CX-30」
新機能である「リアシートアラート」を学んでみます。
情報元は、マツダ公式ページです。
2024年商品改良CX-30の取扱説明書が公開されており、その中に新機能である「リアシートアラート」が掲載されていました。
■リアシートアラートとは?
- リアシートに乗員が取り残されたり、荷物を置き忘れたりしていないかの確認を運転者に促すシステム
- リアシートアラートはリアドアの開閉操作履歴により、リアシートに乗員や荷物を載せている可能性があるとシステムが判断する
■リアシートアラートが起動するいずれかの操作条件が以下の通り
- リアドアを開けて、エンジンを始動する
- リアドアを開閉した後、約10分以内にエンジンを始動する
- エンジンを始動した後、リアドアを開ける
- システムが起動中に電源ポジションをONにする
システムが起動している状態で「電源ポジションをOFFにする」とメーター内にメッセージと警告音が鳴ってリアシートに乗員が荷物がある可能性を知らせる
※メーターのメッセージが消えた後に運転席ドアを開閉すると、メーターのメッセージと警報音でリアシートに乗員や荷物がある可能性を再度お知らせする
■起動中のシステムを解除する条件が以下の通り
- 電源ポジションをACCまたはOFFにして、リアドアを開ける
- 再度電源ポジションをONにして、エンジン始動前にリアドアを開ける
- リアドアを開けて、電源ポジションをACCまたはOFFにする
- メーターのメッセージに従ってシステムを一時的に停止する
■リアシートアラートを一時的に停止する方法
メーター内に“INFOスイッチの長押しでリアシート アラートを一時的に停止します”のメッセージが表示された際「INFOスイッチを2秒以上押す」
一時停止するとチャイムが鳴り、完了したことをお知らせするメッセージが表示される。
■リアシートアラートをOFFにする方法
マツダコネクトの設定画面で「OFF」に設定することができる
最近、子供を車内に置き去りにしてしまうなど悲しい事件が起きています。それらを防止するためにもこういった機能があるとより安心できますよね。このシステムは「リアドアの開閉履歴」を参考にしているそうですので、リアドアを開けなければシステムが作動しないのがハイテクです。
今後、この機能は他のマツダ車にも採用されそうですね。