マツダの新世代ラージ商品群第1弾「CX-60」
国内市場における販売台数を振り返ってみます。
最近、CX-60が大規模商品改良が実施されました。
それにより、一時的な販売台数回復となりましたが、この回復が販売当初と比べてどんなもんなのかが気になったのでグラフにしてみました。
※台数は、一般社団法人日本自動車販売協会連合会による「ブランド通称名別ランキング」を参照
※グラフ上は「0」となっているが、これはランキング圏外のため台数不明
2022年に発売開始されたCX-60ですが、当初は最大「4,375台」という台数を記録するほどに話題を集めていました。この当時は「マツダの主力であるCX-5に代わる、新たな主力製品」というような印象でしたねぇ。
ちなみに、CX-60の月間販売目標は「2,000台」でした。
→マツダが「CX-60」を正式に販売開始、国内での販売計画は「2,000台/月」を目標
人気があった後、乗り心地に関する問題やリコールの多さなどの様々な要因で人気は低迷、一時期はランキング圏外になることが多くなりました。しかし、2025年に大規模商品改良が実施されたことで、一気に月間目標台数まで回復しました。これはなかなか衝撃でしたねぇ。
その後はすぐに台数が元に戻ってしまいました。
今後、CX-60の販売台数がどうなるのかが注目ですよね。利益率の高い商品ですので、マツダとしても台数を稼ぎたいところです。なんだかんだで3桁台数に落ち着きそうですが、マツダはこれに満足しているのかが気になります。
マツダはラージ群で価格の幅が広がりました。
それに伴い、客層も広げることが出来ましたが、その顧客を維持することが出来るかが課題となっています。マツダは今後どうなっていくんですかねぇ。