マツダのコンパクトカー「MAZDA2」
2021年に第7世代へ移行するか否かについてを考えます。
前回:マツダの今後の「新型モデル&新技術投入」スケジュールを整理してみる(2020年から2023年まで)
前回、現時点でマツダが正式発表している「新型モデル&新技術投入」についてをちょっとばかし整理してみることにしてみました。
そこで個人的に気になるのは「MAZDA2」
ここ最近の商品改良&特別仕様車の追加はこんな感じになっています。
◎2019年7月18日
名称を「デミオ」から「MAZDA2」に変更
エクステリアデザインを変更
◎2020年4月3日
100周年特別記念車を発表
◎2020年5月13日
特別仕様車「White Comfort」を発表
外装色「ポリメタルグレー」を追加
◎2020年5月28日
特別仕様車「SMART EDITION」を発表
◎2020年12月3日
特別仕様車「Black Tone Edition」を発表
2020年では、外内装の変更や装備内容の変更については「ポリメタルグレー追加」のみという結果になりました。売れ筋モデルの「CX-5」などは毎年(年2回の場合も)商品改良が行われているのに比べると、かなり引き伸ばし感が強くなってきている印象です。
また、取扱説明書なんかを見てみても、ランプスイッチの変更などの行われていません。
CX-3やCX-5/CX-8、MAZDA6、ロードスターは法令適用のために変更されていましたが、MAZDA2だけは説明書を見る限り変更されていませんでした。
そうなると、2021年に機能変更を伴う商品改良が行われる可能性が高くなってきそうな気がします。それが「フルモデルチェンジ」かどうかが気になるところですねぇ。マツダは、今後2年間で欧州向けに「ヤリスHV」をOEM受給することを発表しています。このヤリスと併売をしたいという考えもあることから、もしかしたらOEMヤリス(MAZDA2 HV)が登場すると同時に第7世代へ移行する可能性はありそうなんですよねぇ。
→マツダ藤原副社長「MAZDA2とヤリスHV(OEM)は両立できるのではないか」
MAZDA2は日本をはじめとして、アジア地域で非常に高い人気を誇っています。CX-5などのような世界中で売れているモデルほどではないですが、それなりにマツダを支えている車種だけに、このまま商品改良しないとは思えないので注目したいですねぇ。
ちなみにMAZDA2 SEDANを教習車にカスタマイズした「マツダ教習車」の開発主査は冨山氏でした。2019年の時点でもお仕事をしっかりとされていたようですが、一体何があったのでしょうか。人はストレスがたまると良からぬことをしてしまうケースが多々ありますので、もしかしたら色々と大変だったのかもしれません。
なんにせよ、今後のマツダの動向に期待したいと思います。