本日、マツダが「MX-30 EVモデル」を発表しました。
マツダ初となる量産EVモデルということで、さっそく今まで作成した表に追記したいと思います。
前回:現行マツダ車を車両本体価格順に並べてみる(2020年12月17日現在)【2020年商品改良CX-30を追記】
前回は、2020年商品改良CX-30を追記しました。
特別仕様車やSKYACTIV-Xの改良など、盛りだくさんの改良内容でした。
そして、今回のMX-30 EVモデルは今までにないモデルということで、どのようにグラフに追記するのかを悩みましたが、とりあえず、既に登場しているマイルドハイブリッドモデルと比較するという意味を込めて「ガソリンエンジン搭載モデル」に追記することしました。
今回追加したものは以下の通り。
- EV(17位)
- EV BASIC SET(16位)
- EV HIGHEST SET(5位)
全て2WD/ATのみの設定となっています。
価格は451万円から495万円となっており、マツダ車ランキングでは「HIGHEST SET」が5位にランクインするほどの高額商品となっています。マツダの400~500万は、CX-8のディーゼルエンジンモデルが大半を占めているんですが、そこに3グレードともランクインするのはなかなか凄いですねぇ。
マイルドハイブリッドモデルと比較すると約200万円ほどの差が開いており、正直、どちらを買おうか悩むといった選択肢としては選ばれないような感じがありますねぇ。現時点ではディーゼルエンジンかSKYACTIV-Xか、それともEVモデルにするかという印象です。
ただ、EVモデルは既存の内燃機関搭載モデルとは全く異なる問題なので、これが高いのかどうかという判断をするのは早計なような気もします。電気自動車は補助金も出るので、実際の購入価格はもう少し抑えられますしね。
今回登場したEVモデルで、マツダの将来の価格体系がなんとなくわかるような気がしてきました。以前決算発表であった「価格ガバレッジの拡大」は着実に進められています。EVモデルの価格帯が500万弱ということで、ラージアーキテクチャに関しては本当に「700万円台」に達する可能性は大いにありそうですねぇ。
マツダのラージアーキテクチャの正式発表が楽しみです。