マツダの新世代ラージ商品群第1弾「CX-60」
マツダヨーロッパ社長が色々とインタビューに答えていました。
情報元:Mazda CX-60 jedzie pod prąd. To nie silnik Diesla czy benzynowy jest szkodnikiem – Dziennik.pl
情報元は「Dziennik,pl」です。
こちらでは、マツダヨーロッパ副社長であるWojciech Halarewicz氏がCX-60や内燃機関の今後についてを答えていました。
その中に気になったことは以下の通り。
- CX-60は「MAZDA6」と同一ラインで生産している
- 両モデルともサプライヤの構成が完全に異なっており、どちらかの部品が足りなくなったとしてももう一方のクルマの生産を増やすことができる
- マツダはウクライナやロシアに直接のサプライヤーを持っていないので、部品供給など影響はない
- ただし、CX-5のリアゲートの電動リフト用部品が足りない
- 欧州のお客さまには「電動テールゲートコントロールを除いて、ご希望の装備を搭載したクルマが数千台あります」と代替え案を提示している
- CX-60の予約受注は非常に好調で、6月に購入を決めても2022年末までの納車が確定しないほど
- ヨーロッパでも同じような状況で、3週間で3,000件の注文を集めた
- 販売前の目標は1,500〜2,000台だったが、CX-60の受注台数は5月中旬時点で6,000台を超えた
- 今年「Mazda MX-30 REV」の生産が開始される予定
- MX-30 R-EVは100%電気自動車ではなく、プラグインハイブリッド車として位置づけ
- MX-30 R-EVの成功次第では、他のモデルへの適用も検討
非常に興味深い内容が書かれていますねぇ。
特に興味深いのが「CX-60」と「MAZDA6」が同一ラインで生産されていることについてです。両モデルを構成する部品は「サプライヤー」が全く異なるそうで、どちらかが部品不足になった場合はラインを止めることなく、ある方だけで生産を継続できる仕組みになっているそうです。これは面白いですねぇ。
また、CX-60の販売目標はあっさりとクリアしているそうです。
欧州だけでこれなので、日本でもきっと販売目標はクリアしている可能性が高そうですねぇ。
CX-5の部品不足問題は心配ですね。
電動リアゲートとBOSEの部品不足は国内でも聞く話ですので、これはグローバルで起こっているみたいです。
MX-30 R-EVについてもチラリ。
他のモデルへの適用検討ということで、どのモデルになるのか注目です。
以上です。
思った以上にマツダヨーロッパ副社長が語ってくれました。CX-60が大成功のようで嬉しいですねぇ。
MAZDA6に関してこちら
→マツダヨーロッパ副社長「2025年や2030年にMazda6の直接な後継車を販売する計画はありません」