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「ポケモン スカーレット」をクリアしました【これは伝説ポケモンが伝説になる過程を見ることができる物語】

ゲーム
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ニンテンドースイッチ用ソフト「ポケットモンスター スカーレット」

クリアしたので、その感想を記したいと思います。

※この記事はクリア後のネタバレが含まれます。

前回:「ポケットモンスター スカーレット」を購入しました【ニンテンドースイッチ】

前回、ポケモン最新作を購入しました。
今回の物語はとても評価が高かったので、楽しみにしていました。ちょっと時間がかかりましたが、無事にクリアすることが出来ました。

クリア時のメンバーこちら

初代+金銀にポケモンのみ縛りをしました。
初代のポケモンたちとオープンワールドの世界を駆けまわることが出来たのは非常にワクワクしました。動き回る姿を見るだけでも楽しかったんですねぇ。

このメンバーの一番の功労者が「オコリザル」です。

物語序盤で出会った「マンキー」なんですが、最後まで一緒に闘い続けました。今までマンキーやオコリザルが登場することはあまりなかったので、こうしてじっくりと3Dモデルを見ることができるのだけで幸せ。

それと今回のオコリザルは滅茶苦茶強い。
素早さと攻撃力が高いため「速攻のインファイト戦略」が非常に有効でした。ジム戦やヌシ戦、チャンピオンリーグなどはほとんどこの戦略で攻略できてしまいました。速攻不可避の攻撃は強すぎです。

あと個人的に大好きな「マルマイン」も手持ちでした。
オリジナルなマルマインをこうして持ち歩けるのが嬉しかったですねぇ。あと「キマワリ」が滅茶苦茶強かったです。ヤドリギ+ギガドレイン、日本晴れ+ソーラービームの極悪コンビで敵を圧倒していました。あの笑顔であの強さには惚れました。

レベル上げも簡単なのが嬉しかった。
ソード&シールドでもそうでしたが、ラッキー狩りをすれば簡単にレベルが70辺りまで上がるのが助かりました。年を取ってくるとレベル上げが辛くなってくるんですよね(時間的に)

さて、本題です。
今回はそれぞれのルート「チャンピオンロード」「レジェンドルート」「スターダストストリート」「ザホームアウェイ」をクリアしました。

どのルートも涙なしでは見ることができませんでした。
今作では「自分だけの宝物を探す」という目的があるんですけど、そこでは人それぞれの「多様性」を垣間見ることが出来ました。ある人は「ライバル」、ある人は「仲間」など、どれも大切だけど同じではないという現実世界にも通づるものがありました。

また年齢対象が低いポケモンで「いじめ」や「家族の死」などを取り上げているのはかなり意外でした。しかし、全てをしっかりと丁寧に描かれており、不快に思うシナリオになっていませんでした。最近のゲームや映画など、妙にリアリティを出したりドロドロしていたりするものばかりでしたので、今回のポケモンはとても爽やかで気持ちのいい仕上がりとなっていました。本当に素晴らしい。

一番感動したのは「ホームアウェイ」です。
最終戦の「コライドン戦」は号泣しながら戦っていました。最初から最後まで一緒に冒険をして色々な体験をした仲間であるポケモンがまさかの闘いを見せてくれるのにはボロ泣きです。

最後のエンディングでも号泣。
ペパーの背中を押すコライドンに感動してしまいました。あの場面は本作品屈指の名場面ですねぇ。それと歌詞付きエンディングがこれまた心に沁みました。

いつもは伝説ポケモンは最後に出会って捕まえるというのが恒例でしたが。今回は「最初から所有する」ことが特徴です。そして一緒に「伝説になる過程」をみることができます。これはとても画期的なシステムだと思いました。なぜ「伝説ポケモンが伝説なのか」、今までよくわからなかった部分を物語として一緒に体験できるのは痺れました。コライドンというポケモンが伝説になっていく過程をみてより愛着がわきましたねぇ。

それと「ネモ」が良いキャラしていました。
戦闘狂かと思いきや、彼女の過去や考え方を聞くとイメージが変わりました。どこまでもまっすぐで自分の好きなものに向き合えるのは素晴らしいですよね。努力は大事。

「ボタン」とその仲間たちの絆も最高でした。
スター団の結束はとても硬く、そんな仲間がいるのはとてもうらやましい。

以上です。
今作は過去一号泣できる作品でした。
この作品は「大人が泣ける作品」だと思います。子供がプレイすると「普通に楽しい作品」だと思いますが、社会に出て色々なことを経験した大人にしかわからないことが沢山心に響きました。ぜひとも大人にプレイしてほしい作品ですねぇ。

買ってよかった。

最後にベストショットがこちら。

自販機の前で酔いつぶれるキマワリ先輩。
今作はキマワリにもスポットライトを当ててくれているのが嬉しい。