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マツダがCX-60のリコールを発表、複数の制御プログラムが不適切なため最悪エンストする恐れ

マツダ全般
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本日、マツダ株式会社が国土交通省にリコールの届け出をしたことが発表されました。

対象車種は「CX-60」です。

情報元:CX-60のリコールについて|リコール・サービスキャンペーン等情報

情報元は、マツダ公式ページです。
こちらに書かれている内容は以下の通り。

■リコール届出番号
5297

■リコール開始日
令和5年4月7日

■基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

(1)トランスミッション制御コンピュータにおいて、制御プログラムが不適切なため、変速時やEV走行からのエンジン再始動時に、強めにブレーキを踏むと締結しているクラッチが解放しないことがあります。そのため、エンジン回転が低下し、最悪の場合エンストするおそれがあります。

(2)電力変換装置(インバータ)において、制御プログラムが不適切なため、プッシュボタンスタートをオフした直後にオンするとインバータが起動しないことがあります。そのため、アイドリングストップ後にエンジンが再始動できなくなります。また、バッテリーへの充電が停止するため、充電警告灯が点灯し、最悪の場合エンストするおそれがあります。

(3)コンビネーションメータ(フル液晶タイプ)において、制御プログラムが不適切なため、メータの液晶画面を表示するための起動制御が完了できないことがあります。そのため、速度計や警告灯等が表示できないおそれがあります。

■改善措置の内容
(1)全車両、トランスミッション制御コンピュータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。

(2)全車両、インバータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。

(3)全車両、コンビネーションメータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。

■対象車両
CX-60

型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 対象車の台数 備考
3CA-KH3R3P CX-60 KH3R3P-100013~KH3R3P-108499
令和4年7月5日~令和5年1月21日
7,874 (1)6,220
(2)7,627
(3)7,874
3DA-KH3P KH3P-100016~KH3P-103470
令和4年11月19日~令和5年1月23日
2,012 (3)2,012
5LA-KH5S3P KH5S3P-100005~KH5S3P-100642
令和4年10月19日~令和5年1月20日
606 (3)606
5BA-KH5P KH5P-100025~KH5P-100376
令和4年12月15日~令和5年1月21日
190 (3)190

CX-60のリコールが発表されました。
トランスミッション制御コンピュータ、インバータ、コンビネーションメータの制御プログラムが不適切ということで、最悪エンストする恐れがあるなどの重大な現象が発生するみたいですねぇ。

対象車の台数も多いので、CX-60所有者の方は早めに販売店に連絡した方が良いのかもしれません。

【2023年4月7日追記】
サービスキャンペーンも発表されました。
【サービスキャンペーン】CX-60で複数の制御プログラムが不適切なため「バッテリー上がり」や「ガタツキ音」などが発生する恐れ