ダイハツの軽SUV「タフト」
ヘッドライトの「AHB(オートハイビーム)」と「ADB(アダプティブドライビングビーム)」の作動条件と手動でロービームにする方法についてです。
タフトでは「AHB(オートハイビーム)」と「ADB(アダプティブドライビングビーム)」という機能が装備されています。AHBはベースグレード(X、X TURBO)に、ADBは上位グレード(G、G TURBO)に装備されています。
まずはそれぞれの作動条件をまとめてみます。
※下記の情報は、タフトの取扱説明書を参照
AHBの作動条件
- エンジンが「ON」のとき
- ランプスイッチが「AUTO」で、ロービームが点灯しているとき
■ハイビームに自動で切換わる条件
- 車速が約30km/h以上
- 車両前方が暗い
- 対向車または先行車が存在しない、またはランプが点灯していない
- 前方の外灯が暗い
■ロービームが点灯する条件
- 車速が20km/h以下
- 車両前方が明るい
- 対向車または先行車がランプを点灯している
- 前方の外灯が明るい
AHBを手動でロービームに切り替える方法
ランプスイッチを「一番奥のマーク」に切り替える。
ADBの作動条件
- エンジンが「ON」のとき
- ランプスイッチが「AUTO」で、ロービームが点灯しているとき
■ハイビームに切り替わる条件
- 車速が約30km/h以上
- 車両前方が暗い
- 対向車または先行車が存在しない、またはランプが点灯しない
- 前方の街灯が暗い
■車高ハイビームの作動条件
- 車速が約30km/h以上
- 前方にランプを点灯した車両がある
- 車両前方が暗い
■ロービームに切り替わる条件
- 車速が約20km/h以下
- 車両前方が明るい
- 対向車または先行車の台数が多い
- 前方の街灯が明るい
サイドビューランプの作動条件
- 車速が約35km/h未満のとき
- ハンドルを操作した時(操作した方向のランプが点灯)
- 方向指示レバーを操作した時(操作した方向のランプが点灯)
- シフトレバーが「R」のとき(左右のランプが点灯)
ADBを手動でロービームに切り替える方法
ランプスイッチを「一番奥のマーク」に切り替える。
終わりに
こうしてみると、作動条件が細かいですよね。
特に速度に関しては気を付けておきたいところです。作動すると思っていても条件を満たしていない場合がありますので、ちゃんと理解しておいた方が良いですねぇ。
それとAHB&ADBを手動でロービームにするにはランプスイッチを「一番奥まで切り替える」だけで良いんですよね。頻繁に切り替わって嫌だなと思えば、ランプスイッチをひとひねりすればいいので気が楽ですねぇ。
個人的には「ADB」で困ったことはありません。
けっこう制御してくれていますし、私の住んでいる場所は街灯が明るいのでハイビームに切り替わることは滅多にありません。サイドビューは結構便利だと感じたので、これからもっと有効活用にしてきたいですねぇ。