マツダの主戦場「北米市場」
今、大きな変化が起こっているそうです。
情報元:決算資料・プレゼンテーション資料|IR資料|IR情報|MAZDA 企業サイト
情報元は、マツダ公式ページです。
こちらでは、2025年3月期第3四半期決算資料の中に「アナリスト向け主な質疑応答」が掲載されているんですが、個人的に気になる内容が掲載されていました。
- 米国でグレードミックスの下方シフトの影響が出ている
- 現地のディーラーからは「同じ車種でも低価格帯・グレードのモデルの需要が高い」という声が上がっている
- コロナ禍では「高価格帯・グレードのモデル」が売れたが、市場の状況は劇的に変わっている
- 欧州・豪州でも同じようなことが起こっている
- 日本では消費者マインドが少し冷めている
- 年間配当金は今後も安定的な配当を図っていく
以前は「米国で高グレードを選ぶ客が多くなった」とマツダはアピールしており、それが相まってラージ群の投入でマツダの米国での成長が実現できました。
しかし、現在の状況は大きく変わっているようです。
「低価格・低グレード」を好む顧客が増えており、以前のような利益率を得ることが難しくなっているようです。これはマツダにとっては厳しそうですねぇ。ただ、個人的にはマツダが「利益」を優先しすぎた結果だと思いますので、今後の戦略に期待したいところ。
この現象は欧州やオーストラリアでも起こっているらしく、こうなってくると世界的にそういった流れになるのかもしれませんね。世の中そんなお金持ちばかりではないですし。
また、株価についても質問されています。
配当に関しては今期は55円ですが、今後どうなっていくのか。もっと株価を上げるような話題性のあるものが欲しいですよね。
以上です。
ラージ群の好調は長くは続かないようです。
今後、マツダはどうやって北米市場を維持していくのかが注目ですねぇ。